「外無双」・決まり手の思い出・56…

（敬称略）

捻り技で相手を倒す際、右手で捻るなら、右手で相手の差し手を抱えつつ、左手を対角線上、相手の左足の外側まで持っていき、外から足を払う動作を加えると、「外無双」になります。

内無双も、そうは決まらないですが、外無双はさらに決まる確率が低く、10年に一度も決まらないと言われます。

覚えがある方は、たまに旭鷲山が決めていたからでしょうね。

滅多にない、決まり手です。

英語では「Outer Thigh Propping Twist Down」といいます。

「Propping」は「支柱・つっかえ棒」で、足を払う動作が、ちょうどそのように見えるのでしょう。

次の決まり手は、「たすき反り」

前の決まり手は、「外たすき反り」

螺旋を描いて…