(敬称略)
差された相手の肘をつかみ、さらに反対側の腕を、相手の差し手越しに差し入れ、相手の股辺りを上に掬い上げて、反り倒すと、「外たすき反り」になります。
反対側の手も使い、それが斜めに入るので、「たすき」に見えるんでしょうね。
英語では「Outer Reverse Backwards Body Drop」ですが、さすがに「たすき」の単語は、入っていませんね。
一応、「Sash」という単語がありますが、主に軍人が用いる、たすき掛けにする布飾りのことだそうです。
反り技はどれも手の込んだ技で、なかなか決める人がいないですね。
この決まり手も、1960年の制定以来、幕内ではまだ出たことがないそうです。
ただ、それ以前に栃錦が、幕下時代に決めたことがあるそうで。
強靱な身体だったんでしょうね。
次の決まり手は、「外無双」
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前の決まり手は、「外小股」