前回も取り上げた、「対数」。
「x回累乗した数の」、「x回」を表します。
普通に掛け合わせるのは1回単位ですが、実は1.5などの小数もあり得るので、一般的な空間より、数学的な領域に入った考え方になります。
多分、数学が苦手な人が、決定的に数学から離れるポイントの、一つだと思います。
普通の考え方では、理解が難しい話です。
今回の「LN」も、対数の仲間。
自然対数を返します。
数式でも、「Log」と書かずに、「Ln」で通用します。
底はネイピア数という、「2.718…」という定数。
円周率と同じ、無理数で、永遠に桁が続きます。
なんでこんな数字が…って思う所ですが、最初に実用になった帆は、預金の複利計算だそう。
元金に金利を加えていく、複利計算は、月毎だったり半年ごとだったりしますが、例えば日割りなど、付利数を増やしていった場合、無限には大きくならずに、この「ネイピア数」に近づいていくんだそうです。
だから、金融機関の人は、勉強するかな?
むしろ、金融機関のシステムを作る人には、必須なんでしょうね。
微分積分は多くの場合、理系しか勉強しない、数学の領域ですが、電気回路を作ったり、表面積を出したり、理工学的には非常に有用なものだそうです。
まぁ、一応高校では理系を選択しましたが…
「微分:微かに分かる
積分:分かった積もり」
の域を、出ませんでけどね…
仕事で使った、正規分布とか、確率とかの方が、まだ馴染みがあるかな?
理論も、使ってなんぼだと思います。
次は「」です
前は「LOG10」です