対数は、僕にとっても難関でしたね。
「aを底とする『log b=c』は、『aのc乗がb』」って関係になるんですが、やっぱりイメージがつきにくく、難しかったですね。
一応、自然対数を返す関数「LN」もありますが、使ったことがないので…
「LOG」の方にしましょう。
「LOG」は、「底を指定した対数」を返しますが、底を省略すると、「常用対数」を返します。
つまり、底を10とした対数ですね。
これなら、イメージがつきやすいです♪
何がわかるかって言うと、「桁数」!
LOG(100)=2ですし、LOG(10,000)=4になります。
つまり、「桁数-1」の値がわかるわけですね。
ちなみに「LOG(99)=1.9956」になります。
実際、シート上で「LOG」関数を使ったことは、多分ないです。
でも、「対数グラフ」なら、仕事で描いたことがあります。
対数グラフは、縦軸を常用対数にしてあり、値も常用対数を求めてプロットします。
値が100なら、「2」の位置に、1,000,000なら「6」の位置に、プロットするわけですね。
特徴として、10と100の間、100と1,000の間、…が、同じ長さになります。
大きな値が、大きく圧縮されますね。
こんなグラフが役に立つのは…
「桁数単位のばらつきが、非常に大きなデータ」
例えば、方や数十で、方や数百万なんてデータをグラフ化する場合、この「対数グラフ」に出番が回ってくることがあります。
実際、大きな値同士を引き算したり、割り算の分母が大きく変動する場合は、そんなデータになることがあります。
そんな時、「対数グラフ」を使えば、平準化して見やすく描画できるわけですね♪
ただし…
見せる相手には、断らないといけませんよ!
描画のために、大きく値を丸めた、特殊なグラフになりますからね。
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