螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

LOG・関数の思い出・12…

対数は、僕にとっても難関でしたね。

「aを底とする『log b=c』は、『aのc乗がb』」って関係になるんですが、やっぱりイメージがつきにくく、難しかったですね。

 

一応、自然対数を返す関数「LN」もありますが、使ったことがないので…

「LOG」の方にしましょう。

 

「LOG」は、「底を指定した対数」を返しますが、底を省略すると、「常用対数」を返します。

つまり、底を10とした対数ですね。

これなら、イメージがつきやすいです♪

 

何がわかるかって言うと、「桁数」!

LOG(100)=2ですし、LOG(10,000)=4になります。

つまり、「桁数-1」の値がわかるわけですね。

 

ちなみに「LOG(99)=1.9956」になります。

 

実際、シート上で「LOG」関数を使ったことは、多分ないです。

でも、「対数グラフ」なら、仕事で描いたことがあります。

 

対数グラフは、縦軸を常用対数にしてあり、値も常用対数を求めてプロットします。

値が100なら、「2」の位置に、1,000,000なら「6」の位置に、プロットするわけですね。

 

特徴として、10と100の間、100と1,000の間、…が、同じ長さになります。

大きな値が、大きく圧縮されますね。

 

こんなグラフが役に立つのは…

 

「桁数単位のばらつきが、非常に大きなデータ」

 

例えば、方や数十で、方や数百万なんてデータをグラフ化する場合、この「対数グラフ」に出番が回ってくることがあります。

 

実際、大きな値同士を引き算したり、割り算の分母が大きく変動する場合は、そんなデータになることがあります。

そんな時、「対数グラフ」を使えば、平準化して見やすく描画できるわけですね♪

 

ただし…

見せる相手には、断らないといけませんよ!

描画のために、大きく値を丸めた、特殊なグラフになりますからね。

 

 

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