この前の歓送迎会で、上司に言われた言葉です。
人生、結果こそすべてだと。
実は同じようなことを、ある先生が諭したことがあります。
高校の卒業式で。
「結果にこだわれ!」と。
その先生は体育の先生。
野球部の顧問でした。
直接習ったことはないけれど、その威圧感は校内に知れ渡っていました。
あまり喋らないのが、より威厳を高めていましたね。
「結果にこだわれ!」
もちろん、ただ結果だけを追いかけるようなことを、求めたのではない。
ご存知の通り、野球界、スポーツ界は、プロにせよアマチュアにせよ、常に結果を求められる世界。
結果が出なければ、どんなに頑張っても退場を余儀なくされる、厳しい世界です。
今、サラリーマンの世界でも、常に効率化が求められ、貢献度が低ければ解雇もあり得る世界になってきています。
そんな世界を渡り歩くには、意味のある努力、結果を見据えた努力が、欠かせない。
もちろん、必ずいい結果が出るとは限らない。
結果が良くなかったときは、その結果を見据え、分析して、次に活かす。
これだって、結果にこだわることだと思う。
結果を最大限に活かすことだと思う。
少しでも、成功に近づくために。
進学校だったので、ほとんどの生徒が大学へ行きましたが、いずれはみんな働くことになります。
働く現場では、闇雲な努力は通用しない。
その時を見越した、はなむけの言葉だったのだと、今は思います。