僕の旅の、密かな楽しみがあります。
「地元新聞を読むこと」
日本の各地には地元の新聞社が多数ありまして、地元ローカルな話題を発信しています。
今回の地元新聞は、「秋田魁新報」。
“あきたさきがけしんぽう”です。
大曲花火の翌日ですから、一面はもちろん、
いや~プロが撮ると、こうも美しいものか!
あの夜の記憶が、感動が、蘇ります。
実は今回、23日の台風の影響で、桟敷席が冠水。
それを急ピッチで整備して、予定通りの開催にこぎつけた、なんて苦労談も。
会場の整備はそれを感じさせない、完璧なものでしたよ。
他には、秋田城跡に直線道路の遺構が見つかった話題とか。
新幹線や飛行機の空席状況が載っているのも、地元新聞ならではですね。
今は場所中じゃありませんが、郷土出身力士の星取表が、序の口まで載ってたりね。
なかなか、楽しいんですよ♪
もちろん、全国ニュースも。
時には地元ならではの視点も交えて。
例えば…
「ポケモンGOは、都市偏重だ!」とか。
秋田県のポケストップは、約900ヶ所と、全国最少なんだそうです。
隣の岩手県は結構あるそうで、どうも世界的な位置情報SNS・イングレスの、自治体挙げての活用が理由とか。
(ポケストップは、イングレスのポータルが元になっているらしい)
「大衆の動きを大々的に記録する、社会実験的な意義のあるゲーム。自治体ももっと関わるべき」と結んでいました。
旅で訪れた土地ではあるけれど、いつもと違う地域がもつ、いつもと違う視点に触れることは、実に興味深い。
その地域が大切にしていることが、垣間見えます。
1部100円ちょっとで楽しめる、他地域とのコミュニケーション。
旅先で、試してみませんか?