世田谷区は僕にとって、自宅と東京都心をつなぐ区でした。
綾瀬市在住時も、湯河原在住時も。
東北沢…、下北沢…、豪徳寺…、経堂…、成城学園前…、喜多見…、
わざわざ小田急を使って、工事の進捗を見るのが楽しみで♪
今はもう、工事も終盤。
残る東北沢-世田谷代田間も、工事はあと少しです。
その先は線路4本!複々線です。
複々線には3タイプありますが、小田急の線路配置は、乗り換えの便を維持しつつ、特急・急行の速度が最も落ちないタイプ。
各駅停車も、悠々と抜いていきます。
でも、あまり区内で降りたことは、ないんですよね…。
なので、豪徳寺に行ってみました。
招き猫の寺です♪
豪徳寺の招き猫は、皆、右手を上げています。
右手を上げた猫は、金運・幸運を招くそうですよ♪
さて、本シリーズ「東京23区の思い出…」の締めくくりは、こちら。
砧公園の中にある美術館です。
今回は外観写真を撮りに訪れましたが、ここには過去にも、わざわざ足を運んだことがあります。
全5冊+谷内六郎の絵本歳時記
「春」と「夢」は、前から持ってました。
どうしても残りが欲しくて。
世田谷は、谷内六郎のふるさと。
書店からは姿を消しても、ここには全巻、あったのです。
ミュージアムショップに。
少なくとも、当時は…。
今は、もうないようです…。
谷内六郎は、「週刊新潮」の表紙絵を、26年も務めたことで知られます。
その絵の主役は、子供たち。
どこにでもいそうな子供たちの思い出、記憶、イメージが、そのまま絵に投影されている。
そんな絵です。
だから、子供の発想力に驚かされると同時に、その感覚を谷内氏が持ち続けていたことに、また感動するわけです。
絵に添えられる「表紙のことば」も素晴らしくて。
軽妙な散文は、僕の目標としているところなのです。
絵のタイトルには、「○○の記憶」というのが少なからずありますが、「○○の思い出」ってのも、わずかながらあります。
僕ったら拝借しちゃったりして!?
谷内六郎。
無名な僕ですが、それはそれは大きな影響を、受けたのですよ。
さて、「東京23区の思い出」無事最後まで書けました~♪
思い出したり、時には取材したり、なかなか楽しかったですよ!
お付き合いありがとうございました!