螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

マレーシアの教科書と文化と…

お出かけ。

こちらです。

「honプラス+」

桶川市です。

 

ここで、シャロSさんの研究室が、展示会をするというので、行ってきました。

 

マレーシアの教科書についてですね。

 

マレーシアは、約6割がマレー人。

イスラム教徒です。

それに、約3割の中国系の人が加わり、印度系の人もいる、多民族国家です。

 

三者の文化・宗教は全く違い、マレー人はイスラムの教えを守り、1日5回の礼拝を欠かしません。

国としても、イスラム教が国教ですね。

 

ただ、他の宗教を信仰することを、排除はしていないそうで、その辺が上手く共存出来ている理由なのかも知れません。


中国系は、儒教だったり、仏教だったり。

インド系だと、ヒンドゥー教です。

 

国としては、マレー優位を謳っており、優遇措置を受けているそうです。

ただ、三者は決定的に不仲というわけではなく、上手く共存しているそうですよ。

 

何か、昔の日本の「五十五年体制」を思い出しますね。

自民党は一党優位でしたが、いつも過半数からちょっと行ったぐらい。

今のような、憲法改正が出来るような議席数には、なっていませんでした。

一方、第二党の社会党も、過半数には遠く及ばないものの、排除されないぐらいの力は、持っていて。

両者は緊張感を持って、影響し合っていました。

 

その頃の日本って、実は結構上手く行ってたんですよね。

そんな、上手い拮抗な割合なんじゃないかなって、思いました。

 

教科書は、中学以上はマレー語。

他の言語の子は、小学校はそれぞれの言葉で学べますが、中学はそうは行かないので、マレー語を習得するための、特別なカリキュラムを受けてから、中学に編入されるそう。

1年以上、遅れるわけですね。

 

マレー語の他に、やっぱり社会生活に必要な、英語も学びますし、コーランを読むためには、アラビア語も学ぶそう。

常に多言語な生活に、身を置いてるんですね。

実際、隣のシンガポールで働く人も多いそうで、それには英語が要りますよね。

 

講演もあって。

文化、特に食文化について、教授が熱弁を振るいました。

 

マレー人は、イスラム教徒です。

豚肉は絶対ダメで、飲酒もダメ。

ハラールという儀式を通らない食物は、一切扱えないなど、厳しい戒律があります。

 

一方、インド系は神聖な動物・牛を食べてはならず、飲酒も出来ません。

中国系はどちらも緩く、何でも食べるそうです。

 

なので、みんな食べられる料理は、鶏肉料理ですね。

あと、魚とか。

東南アジア、インド系の料理は、鶏や魚が多いのには、こんな理由があるんでしょうね。

 

教授曰く、料理が美味しくて、虜になったとか。

確かに、水に気をつければ、美味しい料理に出会えるんでしょうね♪

飲み水もですが、やっぱり暑く乾燥するので、水分が失われやすいそうです。

 

ありがとうございました~!

なかなか興味深い、講演でしたよ。

シャロSさんも、アシスタントとして、活躍してましたね!

 

「honプラス+」には、丸善が入ってて。

衝動買い!

 

谷内六郎のカレンダーが、まだ手に入るとは!

子供たちの空想を表した、心温まる絵です。

 

地元菓子司「おき川」で、四択!

 

桶川の由来は、広い田んぼを「沖」に見立てたんだそうですよ。

 

桶川の空を。

 

うっすらと、赤らんでいますね。

帰りましょうか。

 

この後は、シャロSさんとセッションしてね。