昨日、一つ、大きな仕事が峠を越えたって、書きました。
kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com
ExcelVBAも、15年以上のキャリアを活かして、いろんなニーズに応えてきました。
仕事の場面で役に立つツールが主ですが、実はこんなものも。
「パネルクイズアタック25 再現プログラム」♪
ランダムで正解者を決定して、ルールに沿ってパネルを取って挟んで、優勝者は誰かを決めます。
途中には「アタックチャンス!」
忠実に再現しましたよ。
「早押し」には、対応しませんけど…。
依頼されたことが、ExcelVBAで可能なのか不可能なのか、大体答えられますよ。
依頼内容を分解して、Excelの機能に当てはめることが出来ますから。
社内では、それ以外にもこんな仕事をしています。
社内で導入しているSFAでは、社内ユーザー側のシステム管理者に当たります。
ユーザー管理やデータのメンテナンス、帳票の作成など、僕にしか出来ない仕事が、たくさんあります。
自社のホームページにも、日々いろんな案件が舞い込んできます。
それを営業マンに振るのも、この所何故か、僕の仕事になっています。
僕は物流の力は素人なので、いろいろな人に協力を仰ぎながら、案件を振っていきます。
どれも、僕にとってはかなり大きな仕事。
作業は複雑で、期間も長い。
自信とやる気、誇りを持って、取り組んでいますよ。
でも…、
まだ入社して日が浅い頃。
会社内での立ち位置、すなわち居場所を築いてくれたのは、実はもっと別の仕事だと考えています。
例えば、与信(企業情報)を取る仕事。
依頼された企業の情報を、有料のデータバンクから取り寄せて、出力して返します。
同名他社が並んだり、住所などが古くて異なっていたり、そもそも情報が少ししかなかったりすると、ネットでの検索を併用して、慎重に特定していきます。
とは言え、仕事としては簡単。
昔は電話で依頼したんでしょうけど、今はネットで一瞬です。
電話応対だって、大切な仕事です。
嫌いではあるけれど。
相手の話が聞き取りにくい方も多くて。
毎日手を焼く仕事です。
先ほどのSFAでも、操作方法の質問やメンテナンス要求も、結構来ます。
その他、Excel・Wordの操作、障害対応、そもそもパソコンの操作法まで、多くの人が、何故か、僕に相談に来ます。
僕にパソコン技術や能力があることを、みんな知っているのです。
もちろん「情報システム部」もあるんですけど、一次切り分け?として、僕を利用しているみたいです。
知ってることは教えますし、操作も代行しますし、話を聞いて「これは情シスの出番だな」と思えば、そのようにアドバイスしますしね。
教えるという点では、マイクロソフトのトレーナーの資格や、アルバイトでのPC教室インストラクター経験も、役に立っているのでしょう。
後半の3つの仕事、共通点があるんですよ。
わかります?
まず、「対人の仕事」ですよね。
人とのコミュニケーションが、否応なく発生します。
それも、僕の方から顔を売らなくても、向こうから接触しにきてくれる。
中途の新人で対人関係が苦手な僕には、とても有り難かったのです。
次に、「成功率が高い」仕事です。
PC・Excel対応などは得意分野ですし、与信も滅多に間違うことはありません。
電話も苦手とは言え、数が多く来ますから、全体としての成功率は、高いでしょう。
「成功」すると、自信になります。
たとえ、小さなことでも。
この会社での「小さな成功」の積み重ねが、この会社でやっていけるという、大きな自信になったのだろうと考えています。
最後に「すぐに完結する仕事」です。
いくら成功率が高いとは言え、時にはしくじることもあります。
ところが、これらの仕事は、すぐに次の仕事が来る。
落ち込んでいる暇が、ないのです。
実際、「車の運転をミスしたときこそ、すぐにハンドルを握れ」なんて言われます。
ミスして悔しい気持ちを味わうのも、必要かも知れませんが、それをいつまでも引きずるぐらいなら、とっとと次の仕事をして成功した方が、精神衛生上、よほどいい。
それには、すぐに舞い込んで成功率が高くて、すぐに完結する仕事が、最適なのです。
会社に中途で入った場合。
異動や転勤などでも、知人がいない環境の場合。
病気やケガで長期休職して、復帰したときなどもそうでしょう。
それらの場合、自分がそこにいられるための、“居場所”を作る必要があります。
人によって、様々でしょう。
自分にしか出来ない仕事をバリバリこなす人。
大きな仕事を一発当てる人。
コミュニケーションでどんどん味方を作る人。
中には何故か周りから助けてもらえる、得な性格な方もいるでしょう。
僕が今まで、この会社で勤めて来れた、
居場所を確保できたのは、きっと…
「対人」で、「成功率が高く」、しかも「すぐに完結する」仕事を、幾つか見つけ出せたから、なのです。
大きな仕事ばかりでなく、そのような仕事も与えてくれた、上司や係長に、感謝です。
もし、上司として新人を迎える立場になったとき…、
マッチするようなら、こんな仕事を与えてあげれば、って思います。