越後国より北上すると、到達します。
羽前国の領域としては、ほぼ山形県なんですが、酒田市の最上川以北と、遊佐町は、お隣・羽後国の領地になります。
もっとも、元々はおんなじ「出羽国」なんですけどね。
戊辰戦争に負けた、処分だそうです…。
僕が住む武蔵国からは、日帰りで出かけるには遠いけど、旅行には手頃だよね、って感じの距離感。
山形新幹線の存在は、大きいのです。
その新幹線からいきましょうか。
一見、普通の新幹線ですが、中の設備は、こんな!
なんと、「足湯新幹線」!!
この車両、JR東日本の社長自らの発案!
「本当は温泉にしたかったけどな~」とか。
諸問題に入湯税まで加わって、実現しなかったそうです。
でも、温まりましたよ~♪
この車両、ご馳走攻め、お酒攻めで!!
利用した旅行商品なら、足湯も含めてセットされてるし、そうでなくても、バーカウンターで購入可能!
考えてみれば、移動中に“メンバー全員が”飲食・飲酒までできるのは、鉄道旅行の絶対的な強み。
今は各地で、そんな特長を活かした列車が、運転されていますね♪
この時はパッケージで、セットされてた宿が、また素晴らしくて!
“ウェルカム・日本酒”なんて、初めて!
濁り酒も、美味かったなぁ…
あっ、もちろん部屋も料理も、最高!
マッサージチェアまで、部屋にありました♪
瀬見温泉「観松館」
宿もJRも、相当力を入れてましたね!
銀山温泉も、忘れられません。
能登屋旅館。
某アニメ映画に出てきそうな、温泉旅館です。
多分、10年は前。
当時のカメラは何世代も前のカメラで。
暗いところではすぐにブレてしまいます。
そこで一案。
欄干にカメラを押し付けて固定して、長めのシャッターを押したのが、この写真です。
銀山の坑道なんかもあって、楽しいけど、なんと言っても印象に残ったのは…
「夏しらず坑」と言います。
写真ではわかりませんが、ここからは常に、ひんやり冷たい風が吹き出してくるんです。
暑がりの方、どうぞ。
山寺の絶景や…
蔵王も散策しました。
この他に、天童にも行ってますね。
この時食べた、「黒いお蕎麦」は、衝撃でしたね~
と、ここまでが、山形新幹線沿線。
最初に書いた、越後国・新潟から羽越本線を上るルートでも、何度か訪れています。
雪の中、凜として建っていました。
冬の荒波と…
夏の穏やかな海♪
この時乗ったのは
「きらきらうえつ」
ここでもやっぱり酒が買え、つまみが買え♪
(写真のつまみは自前です)
鶴岡で降車。
見たのは…
クラゲ!
すっかり有名になった、「加茂水族館」です。
被写体としては、なかなか難しいですね。
遠くからだと、自分が映り込んじゃうし。
でも、優雅に泳ぐクラゲたちを見ていると、ちっちゃいことなんか、どうでもよくなりますね。
海側も山側も、見どころ食べどころ飲みどころ?いっぱいの、羽前国でした~♪
次は15・羽後国です
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前の国は、こちら
13・加賀国