縦に長い国ですが、鉄道は近鉄他、横に走る路線が多いですね。
ただ、乗換OKなら、縦断することも可能なようです。
自動車道では近畿自動車道が、国を貫きます。
スタートは北河内・門真市から。
朝早く出発しました。
京阪の複々線区間。
小田急と同様、内側が急行線ですね。
ホームは必ず相対式で、2本要りますが、急行線はスピードが出しやすいタイプです。
交野市で降車。
「かたのし」です。
しばらく行くと、こんな交差点が。
「あいあい橋」?
ロマンチックな名前ですね。
こちらが、「あいあい橋(逢合橋)」
川は「天野川」と言います。
そう、北河内には「七夕伝説」があるのです。
歌碑もあります。
万葉集から、七夕らしい歌を、拾ったらしいですけどね。
少し離れた場所には「機物神社」もあります。
織り姫様の里、かな?
今、「かご池」を検索すると、渦中の方が出てきちゃって、検索が大変…。
「石つき唄」は、ご当地交野の祝い唄だそうです。
中河内へ行きましょうか。
もう何回も使った写真なので、ご存知の方もいるかと思いますが。
八尾空港。
定期便を持たず、調査飛行や宣伝、報道、救難、遊覧、そしてパイロット養成の専門空港です。
滑走路が交差している空港は他にもありますが、こんなきれいなX字の空港は、なかなかないですね。
陽気に歌い踊りますね。
元々は先祖の霊の鎮魂として、盆踊りなどで歌われたもので、古今東西様々な流派があるそうです。
それになんと!勤務先の錦糸町でも、河内音頭の会があるらしく。
機会があったら、聞いてみたいものですね~♪
さらに、南河内。
松原市、藤井寺市、羽曳野市などが含まれますが、こちらに多数あるのは…
「古墳」
壮大な墓参り、してきました♪
第14代、仲哀天皇。
2世紀の天皇だそうです。
5世紀の天皇です。
ちなみに、どちらも天皇陵なので…
管理は宮内庁が、相務めております。
同じ羽曳野市内を移動、古市地区に入ると、もうそこは古墳だらけ!
「Google map」が、鍵穴だらけになります。
古墳に必要なのが、埴輪。
装飾的な意味もありますが、ここより先は聖地、結界を張るという意味があるそうです。
で、ここが埴輪を焼いていた場所!
模型ですが、こんな形の登り窯があったそうですよ。
この地区に残る、ひときわ大きな古墳!
白鳥陵といいますが、葬られているのはなんと!
「日本武尊」だそうです…
日本武尊には白鳥伝説があって、白鳥に姿を変え、羽根を曳くように飛び去ったので、この辺りを「羽曳野市」と言うんだそうですよ。
歴史だったり伝説だったり、はたまた歌だったり。
歴史的にも文化的にも、大変興味深い国でありました。
次は29・山城国です
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