螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

覚醒…

(敬称略)

クライマックスシリーズ、ファイナルステージ第5戦。

ホークス、7-0で勝利!

2年ぶり、日本シリーズへ駒を進めました!

 

クライマックスシリーズのファイナルステージへ進出してきたのは、3位の楽天イーグルス

でも、ファイナルステージの相手として、ふさわしいと思っていました。

実際に優勝争いを演じたのは、楽天イーグルスですから。

 

事実、1戦目、2戦目と、楽天自慢の左腕、塩見、辛島の「塩辛コンビ」にやられてしまいました。

さすが、実力派左腕!

打てませんでしたね~

復帰の内川が元気でしたけど、松田とか、デスパイネとかに、快音が聞かれませんでした。

 

そう、この時点では、特に打撃陣が眠っていたのです。

 

そして第3戦。

負ければ王手がかかる一戦は、シーソーゲームに。

城所の活躍や、今宮、デスパイネ、松田にもヒット。

内川の3ランで、場内久々の盛り上がり!

 

でもさすがは楽天イーグルス

同点にされ、緊迫のまま、終盤へ。

 

8回、福田がヒットで出ます。

足のある福田、ピッチャーにプレッシャーをかける!

それに応えたのが、中村晃の“覚醒!”、一発ライナー!!

観客席に突き刺したホームランが、ホークスに初勝利をもたらしました。

 

恐らく、どちらが勝ってもおかしくなかった、この一戦。

ここで勝てたのが、大きかった。

逆に負けてたら、ダメージが大きく残る一戦になったでしょう。

「あれだけ打ったのに、勝てなかった…」になりますから。

 

そうさせなかったのは、やっぱり、リリーフ陣の頑張りでしょう。

ここまで無失点の、完璧救援!

打撃陣も徐々に覚醒して、チームは目覚めつつありました。

 

 4戦目もリードを許すも、どこか安心感が。

ファンなんて、そんなものです。

そしたら、まずデスパイネが覚醒!

大きいのがやっと出ましたね~♪

さらに内川・中村晃の2連発で決勝!

リリーフ陣はまたも盤石で、いよいよ王手です!

ベンチも、ファンも、開始当初とは雰囲気がまるで違いました。

 

そして、第5戦。

先発は…武田!?

数々の期待を裏切ってきた男。

でも、ハマればとんでもない好投を見せる、この男。

 

ハラハラドキドキかなぁ~なんて、予想してました。

 果たして…

 

出たのは、“いい方の武田”♪

7回無失点の好投!

ゲッツーが多く取れたのも、ナイスコントロールの証拠でしょう。

四球は敬遠気味の1つだけ!

ほぼ完璧な内容でした。

 

そんな武田を、打線も援護。

ギータが帰ってきたのも大きい!

内野安打は走れることの証明!

イムリーもギータらしい、鋭い当たりでしたね~

 

そして、お祭り男・松田も覚醒!

熱い“熱男~!”コールが出ると、チームは元気100倍♪

 

最後は岩嵜、森、サファテと締めて、完封リレー!!

リリーフ陣は5試合で、1点も失うことなく!!

クライマックスシリーズ突破です!!

 

 

1戦と2戦。

打線は、眠ってた。

大半が。

ベンチは、活気がありませんでした。

 

でも、起きてるメンバーが、他の選手を起こそうとした。

キャプテン内川の活躍!

特に相手の抑え・松井裕樹からの一発は、負けたとは言え、ナインを勇気づけたはずです。

リリーフ陣も奮闘して、リードすれば…ってところを見せてくれた。

先発の2人だって、失点は2人で5点。

よく投げているのです。

 

首脳陣もいろんな選手を使い、チームに活気を起こそうとしました。

本多、川島、明石、江川、吉村、福田、そして長谷川、…

シーズン中はあまり出番がなかった、城所の活躍も、チームを大いに乗せました。

 

起きてる選手の活躍で、一人目覚め、また一人目覚め…

終戦には、今までのホークスに戻っていたと思います。

「おはよう!」って感じかな?

 

それにしても、楽天は強かったですね。

弱点の少ない、バランスのいいチームです。

工藤監督もインタビューで、楽天の強さについて、触れていましたね。

来年、楽しみです。

 

…が、楽天は来年が「勝負!」でもあるのですよ。

数年前のオリックスもそうだし、去年の日本ハムもそう。

2年続けて優勝争いをするのは、大変なことだと思います。

 

楽天イーグルスは来年も、再来年も、何十試合も戦う相手。

お互いに切磋琢磨して、息詰まる試合をまた、見せてもらいたいですね。

 

 

さぁ、日本シリーズの相手は、まだ決まっていないけど…

 

今度は眠ることなく、ガンガン行って欲しいですね!!