郵便局には、こんな業務もあります。
これ、「風景印」といいます。
特殊な消印で、各局がたいてい1つ持っています(全てではありません)
郵便局としては、実際に配達することなく、切手やはがきを無効に出来る、オイシイ!?手段なわけです。
実際、これを集めている人がいます。
集める人にもいろいろいて、その郵便局ではがきを買って、押してもらう人が多いですね。
僕もこのタイプで、それなりに風景印を集めました。
ただ、中にはマニアな方がいて、自分のオリジナル台紙を持ち込んで、所定の場所に切手が貼ってあって、「ここに押して欲しい!」と。
「絶対に、失敗出来ない」わけです。
中にはさらに難度の高いのは、実は「通常の日付印を押して欲しい」って依頼。
特に切手にぴったり押す「満月印」は、位置合わせが難しく、その上傾きも許されないので、難度が高いです。
ローラー印を所望した人も、いたかな?
ローラー印は滑るので、極めて難しいです。
本当はいけないんですが、「ご自身で押されます?」なんて、お任せしちゃったこともありました。
切手類が売れればともかく、持込はウチの局の収入にはならないので、あんまり割のいい仕事ではないのですが。
それでも、1並びの日などは、消印を打った商品を作ったりもしましたね。
ただ、売価は当時は切手代しか取れなかったので、手間の割にはやっぱりあんまり割はよくなかったと思います。
ただ、局によってはマニアな局長さんの方針で、風景印や臨時の小型印の商品を、多数作って通販で売ってたところもありますね。
ちなみに、僕は今は、風景印集めをしていません。
郵便局が開いてるのは、平日。
今の勤務では、とても集めることは出来ないのです…。
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