「On the Job Training」です。
仕事を通した社員教育のことです。
まずは現場へ出して、仕事を体験させて、スキルを身につけさせる教育ですね。
「見習い」というわけです。
実際の仕事をするわけで、実戦的な経験が、身につきます。
しかも、その都度結果が出ますから、試行錯誤が出来ます。
先輩などからもアドバイスをもらいながら、仕事の腕を上達させることも、出来ますね。
「経験の伝承」という意味でも、有効な方法だと思います。
ただし、いきなり現場に出したのでは、取っ掛かりがわからず、仕事にならないうちに終わってしまったり、大きな失敗をしたりするリスクもあります。
失敗は職場にも損失ですし、本人にも大きなショックになって、その後萎縮してしまう場合もあります。
なので、ある程度座学を積んでから、現場に出す方が多いと思います。
ただ…
今はどこも人手不足ですから、教育しないで、いきなり現場に出さざるを得ない職場は、多いんでしょうね。
「放置プレイ」なんて、揶揄されましたが、現場に出して、本人が失敗したら、自己責任、というのでは、人は定着しないでしょうね。
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