夏を感じる映画作品と言えば、これでしょう!
「男はつらいよ」
物語があらかた決着して、「その後」の場面です。
冬版は正月風景ですが、夏版は盛夏のかんかん照りの、蝉時雨!
店では、おばちゃんが大汗をかきながら、かき氷を作る。
透明な氷がくるくる回って、削られていく。
「ガリガリガリ~!!」
音だけでも、うまそうでしたね~!
きっと、映画館を出て、外の暑い夏に戻った時に食べるのが、一番美味しいんでしょうね♪
そんなおばちゃんのそばで、さくらが微笑みながら、寅さんからの暑中見舞いを読む。
日本の、夏ですね。
その寅さんは、足の向くまま気の向くまま。
山・川・駅?で、のんびり。
ひょんなことから、素敵な再会があったりして、明るく元気にさあ行こう!ってな終わり方が、多かったように思います。
冬版がテキ屋の口上を並べた、「仕事」の寅さんで終わるのとは、対照的で。
本当は夏版だって仕事中なわけで、寅さんには大変失礼ではあるんですが…、
「こんな素敵な“夏休み”、過ごしてみたいなぁ~」
いつも思うのでありました~♪