螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

東福寺・「我が街・草加」の思い出・11…

宿場町から細い道を入ったところにあります。

 

東福寺

真言宗のお寺です。

 

古い山門ですね。
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20171112001634j:image

 

本堂。
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20171112001658j:image

 

欄間に、緻密で見事な彫刻があります。
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20171112001733j:image

作者は島村圓鉄。

江戸中期、関東各地を回って、寺社に木彫を掘っては、名人と賞賛された人物だそうです。

 

この鐘楼にも、見事な彫刻がありますね。
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20171112001855j:image

 

この寺には、大川図書の墓があります。

大川図書は、草加を拓いた人。

湿地だった草加に土を入れ、柳を入れ、そして草まで入れて、路と街を造りました。

この時の「草を加える」が、草加の語源とされています。

宿場町の形成にも尽力し、長く本陣も務めました。

 

この寺も、大川図書が建立に尽力したと言います。

写真はありませんが、寺の裏側の平地は、一面、墓地になっています。

檀家さんが、たくさんいるのでしょうね。

 

ここ東福寺は、「草加菩提寺」と言っても、過言ではない寺なのです。