那須に行った、帰り。
せっかく北関東に来てるので、普段行けないところをと。
益子駅。
真岡鐵道の駅です。
もちろん、「益子焼」の本場。
駅前にも、こんなにおっきい壺があります。
「益子焼」は、江戸末期、大塚啓三郎という人物が、窯を開いたのが始まり。
陶土はたくさんあったものの、砂毛が多くて肌当たりが粗く、精巧な焼き物を作るには向きませんでした。
そのため、生地を厚くして、水瓶や壺など、日用品向けに発展していきました。
濱田庄司という人物も重要で、彼の作品が全国に知れ渡り、有名になりました。
そうそう、これに採用されたのも、全国区にしましたね。
横川駅の「峠の釜めし」
益子焼の釜が、使われています。
実は、新幹線になるときに、ワゴンサービスがしやすいように、軽い容器も検討したとのこと。
でも結局、この釜を使い続けることになったそうです。
今は父が、ゴルフボール入れに…。
実はGWは、陶器市が開催されていて。
巡回バスがやってきました。
満員の盛況!
会場は、かなり広いです。
「益子」交差点。
「ましこ」ですよ!
知り合いに「増子(ますこ)」という人がいて、たまに「ましこさん」って、間違われるんだそうですが、そのたびに…
「俺は焼き物じゃないっ!!」って、吠えてますよ…。
賑わう、街並み。
幾つかの店を、覗きましたが…
この店が、気に入って。
「益子焼しのはら」
飯椀を一つ、買いました。
確かに、益子焼!
買うに当たっては、価格がリーズナブルであること、あとは飯椀だったら自分で使うので、巨匠に怒られないで済むだろう、って読みも…。
旅先での買い物も、気を使うのです…。
父もコーヒー茶碗と、湯呑みを。
父は本当は、薄手の焼き物が好き。
柿右衛門のようなね。
でも今回、割と楽しそうに、各店舗を見てくれたのは、ちょっと救いでしたね。
巨匠の評判も、まずまず。
いいお土産が、出来ました♪