大隅国から、西へ。
薩州、薩摩国まで来ました。
鹿児島といえば、桜島ですが…
これ、灰捨てのステーション。
本当に、灰が降るんですよ。
ここまで新幹線が到達するとは、僕は思ってませんでしたよ。
天文館まで行かない人も、増えたかもしれません。
降りると、路面電車!
鹿児島で「電車」といえば、この「路面電車」を指します。
今は、どうかな?
ゆ~とらむ!
センターポール!
グリーンの芝が、軌道を!
前は、網の目のようなワイヤで、架線を吊ってたので、かなりモヤモヤしてた。
僕がいない間に、随分きれいに、近代的になりました♪
これが見られるのも、薩摩国ですね。
黄色い矢印は、路面電車専用です。
薩摩国は、歴史上でも重要な役割を果たしています。
西郷隆盛を生みましたね。
犬は連れておらず、軍服姿です。
盟友だった、大久保利通も。
この二人、そして何人もの志士たちが、幕末の日本を動かしました。
この人たちは、幕府に内緒で、世界を見に行った人たち。
彼らの知見も、薩摩を支えたはずです。
そんな彼らをまとめたのが、島津氏。
照國神社が、ゆかりある神社です。
薩摩国といえば、焼酎!!
もちろん、芋の本格焼酎が中心ですよ♪
在住中には…、飲んだら捕まりますね。
中高生でしたから。
薩摩はもちろん、食も!
美しく透き通る、きびなご!
地鶏の刺身も、鹿児島らしい逸品♪
県民が県外へ移住して、スーパーで探すのが、これだそうです。
県内では普通に、スーパーにありますよ。
この黒豚のしゃぶしゃぶは、美味かったなぁ~♪
「吾愛人」(わかな)では、お一人様メニュー充実!
この「豚しゃぶ」も、一人用があります!!
旅行で訪れたら、ぜひ訪れて下さいね♪
もちろん、黒豚はこういう食べ方も、美味!!
これは、中央駅の「おおやま」ですね♪
あと、鹿児島で「とんこつ」と言えば、ラーメンではなくて、これです!
豚の角煮を、焼酎で煮込んだものです。
美味いんですよ~♪
もちろん、とんこつラーメンもありますけどね♪
これは、その近くの「くろいわ」のものです。
ややあっさり目で、締めにはぴったりですね♪
お土産には、こちらも。
「薩摩切子」って言って、色ガラスでコーティングしたグラスを削って、こんな美しい模様を出します。
ちょっと、お高いですけどね。
さて、鹿児島市内を離れましょうか。
これは、川内の大綱引!
こんな太い綱を、引くそうですよ。
さらにこの北は出水市で、毎年鶴がたくさん来ることで知られます。
内陸の山間、菱刈市は、金山がありましたね。
その菱刈を通ったのが、山野線でした。
ループ線があったことで知られますが、僕は乗る機会がありませんでした。
でも、 ブログ名の「韓隅錦矢」の“韓”は、この山野線を通った急行「からくに」から、付けているんですよ。
いずれも写真は残っていませんが、山野線以外は、鹿児島在住時に行きました♪
薩摩半島を南下すると…
知覧の特攻基地ですね。
今はこうやって、観光地になっていますが、やっぱり「成功=死、失敗=死」の作戦は、むごいと思います。
さらに南下すると、温泉保養地の指宿。
指宿も写真はないけど、砂蒸し温泉にも行きました。
あったかく値された、海岸の砂に埋まって、温まります♪
その隣の駅は、有人駅では当時、最南端でした。
「山川駅」です。
無人駅を含めると、2つ先の「西大山駅」が、当時の最南端の駅。
途中駅ですけどね。
今は沖縄に「ゆいレール」が走り、そちらが最南端、最西端になります。
遠くに見えるのは、開聞岳ですね。
無人駅ですが、すごくいい雰囲気ですよ。
開聞岳は、標高では1000m以下ですが、海に近いところから登るため、登山は大変です。
本当に円錐形をしていて、周りに高いものもなくて目立つので、軍用機が目印にしたことでも知られます。
車だと、市内からはバスで加世田回りが早いんですが、鉄道は西大山から、さらに西進!
枕崎駅です。
レールがつながっているっていう意味では、ここが起終点ですね。
これは、某学校。
方角も、南のようですね。
ここでのグルメは、これ!
「カツオのビンタ」って言います。
ビンタとはもちろん、「頭」のこと。
要は、兜煮ですが、これがなかなかに美味いんですよ!
市内だと、ラーメンはほぼ、とんこつですが、港が近い街だと、「まぐろラーメン」などの魚介系ラーメンが、売られてますよ♪
ちょっと遠いけど、ぜひ訪れて、良さを体感して下さいね♪
誇れる、郷土です。
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