連続して、鉄道の話です。
形式が、写っていませんが…
鉄道趣味でない人から、「クハとかモハとかって、何?」って、よく聞かれます。
解説すると…
ク…運転台がある
モ…モーターがある
ハ…三等車(普通車)
になります。
大半のカタカナには意味が振ってあり、ノとかメとか以外は、ほとんど意味があります。
裏ブログには、全部書きましたよ♪
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由来は、書いときますか。
「ハ」は普通車で、元々の「三等車」から来ています。
「モ」は電動車。
「モーター」ですね。
「ク」は「くっついて走る」から。
昔はモーターがあれば、運転台にかかわらず「モ」で、「ク」は「モーターはないけど運転台はある」って意味でした。
今は編成が長くなり、運転台の有無は重要な意味を持つようになったので、運転台ありが「ク」、モーターありが「モ」、両方あれば「クモ」になりました。
ちなみに、どちらもないと、「サ」。
「さらにくっついて走る」「差し挟んで使う」説があります。
ただし、運転台とモーターがあっても、それ1両で走れるかどうかは、別問題。
運転台が前後両方にあって、パンタグラフや制御機器などの走行関係装置を、全て持っていれば、1両で走れます。
この「クモハ12」は、1両で走れる形式でした。
現代の電車としては、珍しいですね。
しかもこの車両は、車長が17mしかないので、半径が短い急カーブを曲がるのは、逆に得意。
長らく走行した、武蔵白石-大川間には、そんなきついカーブがありました。
後継車に現行の大型車を当てたところ、カーブが曲がれないと、路線を改良した上で、発駅まで変更しなければならなかった、なんて逸話もあります。
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