螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

P.S.・略語の思い出・16…

P.S.。

「追伸」のことですね。

略す前は、「PostScript」。

直訳は「後に書くこと」ですから、一応文章を完成させてから、後から付け加える言葉になります。

 

ビジネスでは、あまり使わないですね。

それだったら、書き直すべき、とされています。

 

一方、プライベートだと、便箋の数も限られてますし、重要なことであれば、まぁアリとされるでしょう。

「P.S. I Love You!」なんて、書いた人がいたとかいないとか??

 

後、最近はあんまり使わないですけど、昔のフォントには、「PS」と付くのが、あったんですよね。

「Proportional Spacing」の略で、文字によって幅を変えてある、という意味になります。

今は「P」だけをフォント名に付けて、区別する場合が多いですね。

 

PSフォントの場合、例えば“O”だったら広い横幅、“I”だったら、狭い横幅になります。

英文字などの表示に適した方法ですね。

パソコンなどでも、標準はこの方法の場合が、多いです。

 

一方、日本語や中国語などの漢字文化の国では、文字による幅の差って、あまりないですから、日本のワープロのフォントは、全てのフォントが同じ幅の、等倍フォントが多かったです。

英文字フォントも、わざわざ全角用のものを、用意していましたね。

 

でも、だんだんパソコンが、ワープロに取って代わるようになると、パソコンの標準はPSフォントですから、日本人が見ると、「文字が揃わない」と、随分違和感を持ったものでした。

 

横書きだったら、日本人って、縦にも文字が揃って、マス目に入ったような文書を、好む人が多いですよね。

でも、PSフォントで英数字も混ざったりすると、縦の配列が崩れますから、乱雑な印象を持ってしまうわけです。

 

今でも、等倍フォントの愛好者は、結構いるようですよ。

 

 

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