螺旋を描いて…

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「送り吊り落とし」・決まり手の思い出・18…

(敬称略)

相手の後ろを取った後、相手を後ろから持ち上げ、土俵上にたたき落とすと、「送り吊り落とし」になります。

 

後ろから持ち上げてから落とすわけですから、相当な力が要るでしょうね。

体格差が必要かと思いきや、幕内で決まったのは旭鷲山(負:濱ノ嶋)、白鵬(負:豪風)、日馬富士(負:豪栄道)と、実力者でも餌食になっていますね。

 

英語では「Rear Lifting Body Slam」。

そのままプロレスの技になりそうですが、「Slam」は、「叩きつける」の意味になります。

 

ちなみに、この決まり手が出来る前、千代の富士が寺尾に「吊り落とし」を決めたことがありますが、体勢的に「送り吊り落とし」だと言われます。

吊り落とし自体、足を負傷させる場合がある、危険な技ですが、敢えて千代の富士が用いたのは、「締めるため」だったといわれ、寺尾も「目が覚めた」と語ったと言われます。

 

横綱たるもの、時には力の差を見せつける必要も、あるんでしょうね。

 

 

次の決まり手は、「送り吊り出し」

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前の決まり手は、「送り出し」

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