今日は、1時間早出。
無理矢理??父に送ってもらって…
本当は、自転車でよかったんですが…
仕事を8時からにしたのは、「MAX」の第九があるから!
3年ぶりの、第九です。
「MAX」は、第九を演奏するために、毎年編成される、プロアマの楽団です。
主宰者で指揮者の古澤直久氏が、毎年開催していましたが…
コロナ禍で、2020年、2021年は開催出来ず。
3年ぶりの、開催です!
知ったきっかけは、ティンパニ奏者のOさんが、押上文庫のお客さんだから。
一緒になったこともありますよ。
Oさんから紹介を受けて、毎年行くようになりました。
父が第九が好きだってことも、ありましてね。
さて、退勤です!
定時ですが、バーディ(1時間早退)ですね。
もう、暗いです。
新宿からだと、山手線で西日暮里へ出て、都電荒川線です。
ちょっと時間があると思って、ウインドーイーツも普段通りやり、西日暮里からも、歩こうか?なんて考えてたら、結構時間はギリギリで!
早足で!
「サンパール荒川」に着いたのは、10分前でした。
今年は、マレーシアの東方政策40周年だそうで、それを記念しての講演です。
マレーシアの政策で、東方にある成功した国、日本、韓国に学び、マレーシアの発展に寄与しよう、という政策だそうです。
古澤氏はマレーシアともつながりがあるそうで、現地へも行っているそうですし、1曲目の「栄光の頂点」は、初演を指揮しているそうですよ。
その、「栄光の頂点」は、マレーシアの作曲家、ヴィヴィアン・チェア氏の作品。
華々しい曲ですね!
音量も多く、気分が高鳴ります。
元々、第九の前に演奏することを前提に書かれた曲だそうで、合唱もあります。
歌うだけでなく、手拍子のパートもあったりして、楽しい曲でした♪
そう言えば、打楽器のパートも、活躍が目立ちました。
トライアングルなどが、鳴り響いていましたね。
そして、第九です。
Oさんのつながりもあって、ティンパニなどを気にして聴いてるんですが、今日は座席の位置と角度的に、チェロ部隊が近く。
低めの奏でが、楽しめました。
その隣にはビオラ部隊、奥にはコントラバス部隊がいて、華やかなバイオリン部隊を支えていましたね。
こういう聴き方も、楽しいものです。
ちなみに、チェロ部隊は男性主体、コントラバス部隊は女性主体でしたね。
リゼ姉がいたかどうかは、定かではありませんが…
「ご注文はオーケストラですか?」では、リゼ姉はコントラバスを担当していました。
もちろん、ティンパニも。
第二楽章に聴き所が多いですが、第一楽章でも長い連打が連なったり、活躍の場面が多いですね。
ティンパニの音色、迫力、堪能しましたね~!
古澤さんの指揮も、見どころの一つ。
伸び上がり、躍動する指揮!
もの凄い、運動量です!
でも、ちゃんと各楽器に指示を出しているのが、わかります。
例えば、古澤さんがティンパニの方向を向いて、腕を振り上げたら、その1秒後に、ティンパニの打撃音が!
指揮者って、タイミングぴったりで指示を出すんじゃなく、必ず少し前に、指示を出すんだそうですよ。
作り上げている感じが、しますね~!
第三楽章は、一転静かな曲。
弦楽器に聴き所が多いですね。
各所の弦楽奏者が、指で弦を弾き合う場面も。
飛び跳ねているようで、面白いですね。
合唱団が再び入り、ソリストも入ってきて、いよいよ第四楽章。
それまでの1~3楽章を否定しつつ、歓喜の歌を歌い上げていきます。
ソリストは、男性陣の声量が豊かで、素晴らしかったですね。
女性陣も、ソプラノの声がきれいで!
アルトも、よく支えていたと思います♪
後は、もうお祭りですね。
音量が大きくなって、高鳴って!、また「ちょっと待って」と引き留めてて。
この辺の持っていき方は、日本の祭のよう。
御神輿をなかなか奉納させずに、寄せては返し、寄せては返しするみたいで。
「第九」が日本人に特に受けているのは、こういうリズム感が、シンクロするからじゃないかって、思います。
父も、堪能したようですよ!
また来年、来ましょう!
帰りは明治通りを歩いて。
三ノ輪から!
帰ったら、演奏を肴に、夕食です!