螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

東急8500系…

昨日、書泉ブックタワーで。

 

衝動買い!

そうめんです。

 

8500系となれば!

 

34編成は、赤帯車ですね。

 

37編成は、青帯車です。

あとは、ステンレス一色の、今となっては、ちょっと無骨なイメージかな?

 

1975年から、47年走ったそうです。

お疲れ様でした!

 

最後に残ったのは、青帯車の8537編成だったそうですよ。

 

8500系は、東急田園都市線用の車両です。

ステンレスボディは、当時の東急のシンボルでしたね。

 

モーターは、直流複巻電動機。

電流を細かく切り刻む、界磁チョッパで制御し、回生ブレーキがかかる、省エネ車でした。

性能的には、今の車両には敵いませんが、「減速時にモーターを発電機として使い、発生した電気を架線に返す」という回生ブレーキは、省エネ車として画期的なものでした。

回生ブレーキは、この車両が初めてではありませんが、当時はまだ、発電ブレーキの方が、多かった時代。

インパクトは大きかったと思います。

 

田園都市線を主力として走り、半蔵門線にも乗り入れました。

地下鉄向けの性能も、持ち合わせていたわけです。

そして、東武線にもやってきたのは、2003年。

長い複々線をガンガン飛ばす勇姿は、東武沿線でも存在感がありましたね。

 

そして、今となっては特徴となった、「爆音」!

後継車がIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)インバータ車になり、すっかり静かになった中でも、この8500系は爆音鳴らして、ガンガン飛ばしました!

「音」という点でも、特徴的だった車両なのです。

 

8500系が通過すると、ホームでは会話や通話が出来なくなりましたけどね。。。

 

この8500系も、今年1月に、完全に運用から離脱するそうです。

在りし日の、8500系


これが、標準かな?

見る人が見ると、初期車とか後期車とか、あるそうです。

 

東武には乗り入れない、8506編成は、最後まで幕車でしたね。

VVVFインバータ(Variable Voltage Variable Frequency)と、界磁チョッパを両方揃えた、8542編成も、異色の存在でしたね。

 

こんな、おめでたい番号も!

東急8888号車!

 

新京成にもいましたが、東急8500系の方が、長く残りました。

他にも、カウントダウンストレート(東急8765号車)なども、いましたね。

車番的にも、楽しい車両でした。

 

僕にとっても、思い出のある車両。

引退は寂しいですが、最後の頃に、僕の勤務が変わり、準急や半蔵門線の乗車機会が減ってしまったのが、さらに残念でしたね。

 

お疲れ様でした~!

 

なお、長野電鉄伊豆急行秩父鉄道に譲渡されて、第二の人生を送っている車両も、あるそうですよ。