クーリエ。
本来は外交用語だそうで、大使館と本国を結ぶ、外交文書を送る業務を指します。
書類には厳重に封がされ、現地の税関でも、開けることは出来ないそうです。
機密文書とか、ありますからね。
一般にも、「クーリエ便」というサービスがあります。
定義は「航空便を利用して、書類や少量の荷物を海外に送るサービス」を指します。
スピードが命のサービスで、出入国の手続きを取扱業者が代行し、受取人が通関手続きをしなくていいのが特徴です。
手軽に、書類・荷物を送ることが出来ます。
割と一般に知られた会社では、FedEx、DHLなどが、クーリエサービスを取り扱っているそうです。
似たサービスに、「国際スピード郵便:EMS(Express Mail Service)」がありますが、大きな違いは、「UPU(Universal Postal Union:万国郵便連合」が行っているサービスであること。
各国の公的な郵便局が行っています。
速いことは速いですが、あくまで国際郵便の枠内で行うサービスで、郵便局内で税関検査が行われます。
たまに「税付郵便物」として、関税の納付を求められる場合もありますね。
ただし、価値が20万円を超えると、受取人は通関手続きが必要になるそうです(代行業者に任せることも出来ます)。
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