螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

「クーリエ」・しりとりの思い出・86…

クーリエ。

本来は外交用語だそうで、大使館と本国を結ぶ、外交文書を送る業務を指します。

 

書類には厳重に封がされ、現地の税関でも、開けることは出来ないそうです。

機密文書とか、ありますからね。

 

一般にも、「クーリエ便」というサービスがあります。

定義は「航空便を利用して、書類や少量の荷物を海外に送るサービス」を指します。

 

スピードが命のサービスで、出入国の手続きを取扱業者が代行し、受取人が通関手続きをしなくていいのが特徴です。

手軽に、書類・荷物を送ることが出来ます。

割と一般に知られた会社では、FedEx、DHLなどが、クーリエサービスを取り扱っているそうです。

 

似たサービスに、「国際スピード郵便:EMS(Express Mail Service)」がありますが、大きな違いは、「UPU(Universal Postal Union:万国郵便連合」が行っているサービスであること。

各国の公的な郵便局が行っています。

 

速いことは速いですが、あくまで国際郵便の枠内で行うサービスで、郵便局内で税関検査が行われます。

たまに「税付郵便物」として、関税の納付を求められる場合もありますね。

ただし、価値が20万円を超えると、受取人は通関手続きが必要になるそうです(代行業者に任せることも出来ます)。

 

 

次は「え」です

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com

 

 

前は「ず」です

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com