螺旋を描いて…

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IFNA・関数の思い出・70…

「IFNA」関数は、引数に書かれた式を評価して、もし、式の結果が「N/A」だったら、指定した値を表示する、という動作をします。

 

「N/A」は、Excelのエラーの一つ。

「Not Applicable」の「該当なし」か、「Not Available」の「利用不可」を表し、数式にエラーはなかったが、返す答がなかったことを表します。

 

これで、思い当たるのは、「VLOOKUP」関数ですね。

テーブルの見出しを検索して、データを取り出す関数ですが、一致する見出しがない場合があります。

この時のために、通常はISERROR関数を使って判定して、エラーならだいたいの値を表示するように出来ますが、これ、長いVLOOKUP関数を、2回書かなきゃいけないんですよね。

 

この「IFNA」関数の場合は、評価の結果、「N/A」でない、つまり表示する値があった場合は、そのまま式の結果を表示します。

ない場合には、引数に例えば「該当ありません」とでも書いておけば、その場合だけ表示できます。

 

IF関数のバリエーションとして、出来たんでしょうね。

VLOOKUP関数はよく使う関数ですから、セットで使うと良さそうです。

 

 

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