螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

「Conductor」MAX第九…

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今日は、夕方から出かけます。

 

清門北交差点から。

いい天気でしたね。

 

父と2人です。

話しながら。

時には、こんな機会もいいですね。

 

北千住駅で、腹ごしらえ。

「てんや」です。

 

オールスター天ぷら!

 

たっぷり5種類で、海老やいか、いんげんに、ホタテに舞茸もありましたよ♪

 

父は定食にしましたが、僕はそばを合わせて。

 

ごちそうさまでした~!

美味しかった!

 

「てんや」は、草加にはないお店です。

ぎょうざの満洲」は出来たので、是非てんやにも、と思っています。

 

さらに、千代田線に乗って、町屋で下車。

ここから、1kmちょっと歩きます。

 

お店が点在する、商店街でしたね。

地図で見ると、真っ直ぐ南下する道でした。

 

明治通りに出て。

目的地はここ。

サンパール荒川

 

ここで行われるのは、毎年恒例の…

 

「MAXフィルハーモニー管弦楽団

第九を演奏するために、毎年編成される、プロアマの管弦楽団です。

 

元々、押上文庫のお客さんのOさんが、ティンパニを叩くというので、行くようになったコンサートです。

コロナ禍時は中止でしたが、2016年以来、もう6回目の参加になります。

 

席は自由席。

やや前の、左側に。

パーカションが近い席です。

Oさんは今年も、ティンパニを叩くそうですよ。

 

毎年、前半は10分前後の曲を演奏します。

今年は、「クリスマスキャロル集」!

おなじみの「ジングルベル」「きよしこの夜」などや、賛美歌などで、映画などで登場する曲など。

クリスマスの雰囲気を盛り上げますね~!

 

今年の演奏には、荒川区の原中学校吹奏楽部も参加していて。

正直、中学生が混ざっていたとは思えなかった、素晴らしい演奏でしたよ!

楽団も、レベルを合わせるような演奏は、してなかったと思うし。

プロにも引けを取らない、素晴らしい技術!

一体となった、素晴らしい演奏でしたよ!

 

頭に付けていた、クリスマスらしい飾りも、可愛かったですね♪

 

その後、指揮者の古澤さんが、「コラボした時の『スターウォーズ』の演奏が、とても素晴らしかったので、是非アンコールに」と。

これも大迫力の、見事な演奏でしたよ♪

 

Oさんが、銅鑼を思いっきり叩く場面も!

パーカッション部隊は、何でも屋だそうで。

一人でいろんな楽器を担当することも、多いそうです。

 

古澤さん、「第九の前にスターウォーズがお気に召さない方は、静かに退席を…」なんて仰ってましたが…

前例、あるじゃないですか~!

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com

 

こういう、ちょっと茶目っ気もある演出も、この楽団の素敵な所です♪

 

さて、後半は第九です。

ベートーヴェン交響曲第9番『合唱つき』」

 

第九を初めて聴いたのは、大学生時代の松本でしたが…

途中、寝てたような…

 

でも、今はそんなことはありません!

見どころ、聴き所は多数ありますからね~!

 

第一楽章で、華々しく幕を開けます。

でも、特に好きなのは、第二楽章ですね。

いろんな楽器に、見せ場があります。

弦楽器をもちろん、木管金管楽器も!

今回はホルンが近かったので、ちょっと注目して聴いてみました。

 

Oさんのティンパニも、大活躍!

大音響が響きます!

 

さすがに、奏者と目を合わせるわけにもいかないので、第二楽章の大半は、指揮者を見ています。

指揮者・古澤直久氏の、熱演を!!

 

古澤さんは、次に演奏するパートに向き直って、直接指示を出します。

身体をいっぱいに使って!

 

「強く!」とか、「広げて~!」とか、「柔らかく~」とか。

腕も身体も使って!!

指示とともに、「気持ちも伝える」、渾身の指揮ぶりです!

 

これぞ、指揮の原点なんでしょうけど、ここまで気持ちを伝える指揮は、他にはなかなかないです。

まさに「コンダクター(Conductor)」。

「指揮者」の他に、「車掌」の意味もありますが、大元の意味は、「導体」。

そう、まさに気持ちを導き伝える、指揮ぶり!

まさしく、奏者は古澤さんの「掌の上」

自ら奏でているようにさえ聞こえた、最高の指揮ぶりでしたよ♪

 

第三楽章は、静かな曲。

穏やかな曲ですね。

 

各部隊をピッチカートが飛び回るのも、実際にコンサートに行って、気づいたことです。

 

そして、第四楽章。

「これまでの楽章を否定して、歓喜の歌を」ですが、否定するのはチェロ&コントラバス部隊。

今回はチェロにも注目してみました。

 

ヴァイオリンも今回は近く、澄んだ音色を楽しめましたが、チェロの思い調子も、いいですね。

響きます。

 

シンバルも、「バッシャーン!!」って大きく叩くだけじゃなく、小刻みにリズムを刻むこともあるんですね。

バンドだと足踏み式が多いですが、両手に持って細かく当てるのは、結構難しそうですね。

 

演奏は、バリトンソリストに引き継がれて。

いい声でしたね♪

今回は男性ソリストの声が、よく通っていました。

 

合唱団も、厚みがありましたね~!

こちらは女性陣の歌声が、よかったかな。

管弦楽に合唱団が加わり、さらにボルテージが上がって!

 

大満足のフィナーレでしたよ♪

今年も、素晴らしかったです!

 

毎年、父を第九に連れて行っています。

両親とも、クラシックは好きなんですが、好きな曲は全く違ってて。

父はボレロとか、チャイコフスキーの協奏曲1番とか、華やかな曲が好き。

逆に巨匠(母)は、この手の曲を好みません。

 

なので、随分前から、「父に生の第九を」と、毎年コンサートに連れて行っています。

N響も行ったし、都響も聴きましたが、MAXに出会ってからは、ずっとここですね。

恒例行事になっています。

 

父がこんなに第九が好きなのは…

以前も書いたけど…

 

多分、「祭に似ている」からだと思うんですよね。

 

祭、村祭りなどは、お神輿を担ぐものが多いです。

お神輿は、神社に奉納するんですが、実はなかなか入らないものが多い。

寄せては返し、寄せては返し。

祭の和みを、惜しむように。

 

このリズムに、第九はよく似ていると思うんですよね。

 

父は祭も大好きです。

幼少時も、村祭りを楽しみにしていたそうです。

 

だから、波長が合うと思うんですよね。

父だけでなく、日本人の多くに。

 

ドイツのベートーヴェンが書いた曲ですが、日本でこんなに支持されたのは、この辺りに理由があるんじゃないかなって、思うんですよ。

 

さて、アンコールはもちろん、この曲。f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20231210003303j:image

 

蛍の光」。

この曲も、日本では特に、年末をイメージさせる曲ですね。

 

歌詞も、味がありますね。

一年はあっという間と言いますが、やっぱり長いです。

そんな一年を振り返って、新しいと死に目を向けるには、いい曲だと思います。

 

ありがとうございました~!

今年も、素晴らしい演奏をありがとうございました♪

 

明治通りを、東へ。

 

スカイツリーに見送られて。

 

お疲れ様でした~!

 

12月2日。

今年ももう、1ヶ月を切りました。

最後の1ヶ月ですが、公私ともに、非常に忙しい一ヶ月でもあります。

 

最後の1ヶ月を無事に乗り切って、よい年を迎えたいですね。

それには、この第九のコンサートも、大きな力になっていますよ♪