巨匠が、「スピードラーニングを出してくれ」と。
なんでも、近所の富士さんに貸すそうで。
仕事で、英語が必要になったんだそうです。
とりあえず、10巻ね。
全48巻をどさっと置いたら、さすがに気が遠くなると思ったから…。
スピードラーニングは、かつてあった、英語教材です。
「聞き流せる」のが特徴で、プロゴルファーの石川遼選手が、宣伝していましたね。
既に、会社はこの事業から手を引いているんですが…
(今は、広告制作業をしているそうで、別会社が権利を買って、販売及びネット配信をしているそうです)
CD(Compact Disc)で提供されて、僕も録音して、随分聞きました。
後追いで日本語訳が流されるので、確かに聞き流しでも、話を理解出来ました。
CDには英語のみのバージョンもあって、覚えたら英語のみでの理解に挑戦出来る、仕組みになっていました。
でも、新にこの教材がいいと思ったのは、「アメリカのビジネスや、生活習慣、行事や文化、宗教なども、題材になっている」こと。
英語を話すだけなら、本やソフトで十分ですが、実際にアメリカ人と交流しようと思ったら、彼らの習慣を理解する必要があります。
実際には、完璧に知ってから行く必要はないんですが、その入口ぐらいは知っていないと、そもそも会話が成り立ちません。
また、日本の習慣や文化などを、紹介するくだりも、あったと思います。
相手の習慣を知るのも大事ですが、こちらが持っている文化や芸能などを、彼らに紹介することも、交流には非常に大事だと言います。
むしろ彼らは、日本人が来たとなれば、「能や歌舞伎、源氏物語などは、当然知ってるよね?」と、期待している節があるそうで。
それに応えられないと、返答内容によっては軽蔑されてしまうそうです。
ただ、英語を話せるようになるだけでなく、真に異文化コミュニケーションが出来るように、この教材は作られていたんですよね。
非常によく出来た教材でしたよ。
さらには、実際に外国人と交流するためのイベントも、開催されていました。
僕は当時、そこまで異文化コミュニケーションの必要性はなかったので、参加しませんでしたけどね。
実際に英語を使って、生のコミュニケーション能力を磨ける、素晴らしいコンテンツだったんですよ。
貸出先の、富士さんは…
実際に、外国のお客さんが来て、コミュニケーションの必要性があるそう。
もしかしたら、僕よりずっと、このコンテンツを行かせるかも知れませんよ!
頑張って下さいね!