螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

江戸紫の思い出…

江戸で染められた、紫色です。

紫の中では、若干ですが青みが入ります。

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伝統色の紫です。

東京スカイツリーの「雅」は、この色の表現を目指しました。
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このきれいな紫の実現に、わざわざ外照明を使っています。 

 

後は、歌舞伎の助六が、「助六由縁江戸桜」で、この色の鉢巻を巻いていますね。

 

江戸紫といえば、こちらを思い浮かべる方も、いるかもしれません♪
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桃屋の「江戸むらさき ごはんですよ!」
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おなじみの、ご飯用の海苔の佃煮ですね。

実物も、買っちゃいました♪
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江戸むらさき」の文字は、江戸紫ですね。

 

元々桃屋では、1950年に「江戸むらさき」という、海苔の佃煮を発売開始しています。

確か瓶は本当に江戸紫の色で、カメのように菱形の瓶だったと思います。

 

それを、製法を見直して、短時間で出来るようにしたのが、「ごはんですよ!」だそうですよ。

 

でも発売当時、まだ小さかった僕は、このカラフルな色使いの方に、虜に!

結構好きで、食べてたと記憶しています♪

 一方、「江戸紫」の印象は色としてではなく、ご飯を美味しくする食べ物!って風に、認識されたのでした…。