TODAY関数は、常に「今日」の日付を返します。
昨日取った「TODAY」と、今日取った「TODAY」の値は、違うわけです。
実際には、5桁ぐらいの数値になっています。
これを表示形式「日付」にすると、「20xx/yy/zz」と言う形式で、表現してくれます。
マニュアルとかヘルプとか見ると、「シリアル値」という表現になっていますが、要は1900年1月1日からの、日数。
整数値です(幾つか、バグはありますが)。
これを、表示形式で解釈して、日付の形式で表現しているわけです。
ですから、日付同士、あるいは日付と整数なら、足し算、引き算が出来ます。
それぞれ、関数もありますが、セル上で演算しても、ほとんどの場合は実用に耐えます。
さて、TODAY関数を置いておけば、常に今日の日付を書いてくれます。
印刷する書類などで、「作成日」を仕込んでおくのに、便利ですね。
ファイルの「TODAY」の値はは変わりますが、印刷してしまえば、その日付は変わりませんものね。
一方、「更新日の表示」には、あまり向きません。
示すのは「ファイルを開けた日」であって、「ファイルを更新した日」ではないからです。
あと、月や日付によって、処理を変える必要がある場合とかに、内部処理用にも使ったりします。
例えば、MONTH関数で月だけにして、その数字をIF関数で拾って、処理を変えるとか、あり得ますね。
日付でも、25日以降は翌月扱い、とかの処理が、考えられます。
どちらにしても、Excelでは数少ない、自動的に、しかも定量的に変わる値ですから、上手く使うと月日を上手く活かせますね♪
なお、時間まで表したい場合は、「NOW」という別の関数があります。
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