螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

TODAY・関数の思い出・7…

TODAY関数は、常に「今日」の日付を返します。

昨日取った「TODAY」と、今日取った「TODAY」の値は、違うわけです。

 

実際には、5桁ぐらいの数値になっています。

これを表示形式「日付」にすると、「20xx/yy/zz」と言う形式で、表現してくれます。

 

マニュアルとかヘルプとか見ると、「シリアル値」という表現になっていますが、要は1900年1月1日からの、日数。

整数値です(幾つか、バグはありますが)。

これを、表示形式で解釈して、日付の形式で表現しているわけです。

 

ですから、日付同士、あるいは日付と整数なら、足し算、引き算が出来ます。

それぞれ、関数もありますが、セル上で演算しても、ほとんどの場合は実用に耐えます。

 

さて、TODAY関数を置いておけば、常に今日の日付を書いてくれます。

印刷する書類などで、「作成日」を仕込んでおくのに、便利ですね。

ファイルの「TODAY」の値はは変わりますが、印刷してしまえば、その日付は変わりませんものね。

 

一方、「更新日の表示」には、あまり向きません。

示すのは「ファイルを開けた日」であって、「ファイルを更新した日」ではないからです。

 

あと、月や日付によって、処理を変える必要がある場合とかに、内部処理用にも使ったりします。

例えば、MONTH関数で月だけにして、その数字をIF関数で拾って、処理を変えるとか、あり得ますね。

日付でも、25日以降は翌月扱い、とかの処理が、考えられます。

 

どちらにしても、Excelでは数少ない、自動的に、しかも定量的に変わる値ですから、上手く使うと月日を上手く活かせますね♪

 

なお、時間まで表したい場合は、「NOW」という別の関数があります。

 

 

次は「INT」です

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com

 

前は「ABS」です

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com