螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

震災10年目・就職10年目…

3月11日です。

裏ブログで、こんなシリーズを書いていて。

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.jp

 

そう、2011年のこの日、東日本大震災が、起きました。

もう、10年になるんですね。

 

当時はまだ、就職しておらず。

リワークデイケアの、帰りの準備中でした。

 

地響きのような、小刻みな揺れから、どんどん揺れ幅が大きくなって!

飛び出してくる引き出しを、何とか押さえながら、1分耐えました。

この1分は、とてもとても長い1分だったことを、今でも覚えています。

 

「ないに等しい、軽微な影響」ではありましたけど、影響はありましたね。

物資も、ガソリンも滞りましたし、計画停電も、ありました。

それでも、4月末には「飲んで東北応援!」と称して、相棒と飲みに行ってたりしますから、1年経っても進行中の、今のコロナとは、雰囲気はだいぶ違いましたね。

 

その後、障害者枠での就職活動に、勤しむ毎日が。

昔はあれだけ、就職活動を怖がっていたのに、この時は随分、積極的でしたね。

一つ、わかったことがありました。

「就職活動はテストではなく、お見合い」だと。

 

採用なるかどうかは、企業が自分に来て欲しいと思うかどうかに、かかっています。

なので、いくら上手く面接でしゃべれても、ニーズに合ってなければ、不採用なんです。

「どんなに頑張っても、テストと違って、結果が出ないこともある。

 別に自分が悪いんじゃないから、そんな時はさっさと諦めて、次の企業を探すべきだ」

そう気づいてから、随分活動が、楽になりました。

 

事実、この時採用になった会社は、面接では随分やり込められたのに、僕がデイケアに戻る前に、もう連絡をくれました。

採用面接は、その後お世話になる、人事部長で、思えば確認程度の、メチャ甘面接でした。

よほど、気に入られていたんでしょうね。

 

その会社に、今もいます。

今年で、10年目です。

 

2011年は、日本にとって非常に重い年でした。

それは僕にとっても、同じでしたが、いろんな出会い、出来事があって、次のステップを踏み出すことが出来た、とっても大切な1年になったんですよ。