テキストでの表現で、恐縮ですが…
蒸気機関車の汽笛って、独特ですよね。
重さがあって。
哀愁漂う、重々しい汽笛です。
中でも、8620形、JR九州にいる58654号機は、もうちょっと軽い感じの汽笛でした。
機関車自体も、やや軽めの中型機でしたしね。
これが、電気機関車、ディーゼル機関車になると、またちょっと違う音になります。
想像ですが、蒸気機関車時代は、動力用の蒸気から分けて、汽笛を鳴らしていたと思うんですよね。
でも、電気機関車・ディーゼル機関車は、蒸気の必要はありません。
そのため、汽笛専用の蒸気か空気を、準備しているんでしょうね。
その辺が、音色の違いに、表れているんだと思います。
電車とかだと、また違いますよね。
これも想像ですが、例えば通勤電車とかは、多数のお客さんがいるホームや、踏切の多い近郊路線を走る以上、汽笛はキツくて通る音が、必要なったのではないか?
特急列車は、そこまでキツい音ではなかったような、気もしますね。
今は逆に、客をあまり驚かさないように、柔らかめの電子音警笛も搭載していて、踏み具合で鳴らし分けられる、なんて車両も、あるようですね。
汽笛って、写真には写らないし、録音・録画しないと、残せません。
車体と違って、系列によって、明確な違いがあるわけでもありません。
でも、聞いただけで、鉄道車両がそこにいることが、わかる装置ですよね。
保安上、今後ともなくなるとは、ないでしょう。
鉄道の風物として、存在し続けると思いますよ。
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