螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

「汽笛」・しりとりの思い出・57…

テキストでの表現で、恐縮ですが…

 

蒸気機関車の汽笛って、独特ですよね。

重さがあって。

哀愁漂う、重々しい汽笛です。

 

中でも、8620形、JR九州にいる58654号機は、もうちょっと軽い感じの汽笛でした。

機関車自体も、やや軽めの中型機でしたしね。

 

これが、電気機関車ディーゼル機関車になると、またちょっと違う音になります。

想像ですが、蒸気機関車時代は、動力用の蒸気から分けて、汽笛を鳴らしていたと思うんですよね。

でも、電気機関車ディーゼル機関車は、蒸気の必要はありません。

そのため、汽笛専用の蒸気か空気を、準備しているんでしょうね。

その辺が、音色の違いに、表れているんだと思います。

 

電車とかだと、また違いますよね。

これも想像ですが、例えば通勤電車とかは、多数のお客さんがいるホームや、踏切の多い近郊路線を走る以上、汽笛はキツくて通る音が、必要なったのではないか?

特急列車は、そこまでキツい音ではなかったような、気もしますね。

 

今は逆に、客をあまり驚かさないように、柔らかめの電子音警笛も搭載していて、踏み具合で鳴らし分けられる、なんて車両も、あるようですね。

 

汽笛って、写真には写らないし、録音・録画しないと、残せません。

車体と違って、系列によって、明確な違いがあるわけでもありません。

でも、聞いただけで、鉄道車両がそこにいることが、わかる装置ですよね。

 

保安上、今後ともなくなるとは、ないでしょう。

鉄道の風物として、存在し続けると思いますよ。

 

 

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