今週のお題「秋の歌」
秋というと、この歌かな?
遊佐未森「バスを降りたら」
季節は、もう少し前。
モクセイが香る頃の、歌です。
恋人同士で、話し合いをしたんでしょうね。
でも、上手く行かず。
相手が別の方向を見ているのを、認めるしかなかった。
初めて出会った季節の、別れ。
恋に破れ、悲しみに暮れるところを、モクセイの香りが優しく包んでくれる。
寄り添うように…
悲しく、しみる歌です。
でも、どことなく、ホッとする歌でもあります。
そんな、どん底に落ちてしまっていても、寄り添ってくれる人がいる。
それは、家族だったり、兄弟だったり。
または、別の友達だったり。
一人じゃない。
この世だって、捨てたもんじゃない。
そんな思いを満たしてくれるような、歌なのです。