書いてるのは、2023/10/14。
ちょうど、クライマックスシリーズが始まった日で。
セ・リーグはマツダスタジアムで、広島対横浜DeNA、パ・リーグはZOZOマリンスタジアムで、千葉ロッテ対福岡ソフトバンクです。
結果は、セ・リーグは広島が、パ・リーグは千葉ロッテが勝って、ファイナルステージへ王手をかけました。
仕組みとしては、
2位の本拠地で行う「ファーストステージ」で、2位と3位が戦い、2勝チームが勝ち上がり、次は1位の本拠地の「ファイナルステージ」で、1位と勝者が戦います。
1位が登場する「ファイナルステージ」では、1位は既に1勝しているものとして扱われ、3勝で日本シリーズへ行けます。
勝ち上がりチームは、4勝する必要があり、この1勝の差は、かなり大きい。
特に最初の1戦を勝って、タイに持ち込めるかが、一つのカギになります。
毎年この時期になると、いろいろ言われます。
勝率5割そこそこのチームが、日本シリーズに行けていいのか?とか、今年はセパとも大差で優勝でしたから、もし優勝チームがいけなかったら、それでいいのか、とか。
そもそもクライマックスシリーズの意味はあるのか?とか。
ただ、リーグ優勝は、年間143試合の通算結果。
クライマックスシリーズや、日本シリーズは、短期決戦。
戦い方は全然違うし、意義はどちらも別々に、あると思っています。
まぁ、ネットではいろんな試案が、上がってますけどね。
「10ゲームついたら、もう1勝アドバンテージ」とか。
「ゲーム差を得点差にしてゲームすれば?」なんてのも。
今年だと、「15-0」からのスタートになり、そもそもやる意味がないですね。
「格下チームにギブアップを認める」もありましたが、そうすると、格上チームが手にした「開催権」が、意味のないものになってしまいます。
多くの意見が、1位が通過しやすいように、という趣旨なんですけど、同時に1位の持つ「クライマックスシリーズ開催権」を、損ねるものが多いんですね。
何万人もの入場料収入が入り、飲食やグッズが売れ、放映権料も入る権利は、保全されなければいけないと思いますよ。
今年のパ・リーグは、オリックスがぶっちぎって強かったですが、2位と3位の座を巡って、千葉ロッテ、ホークス、楽天の3チームが、壮絶な戦いを繰り広げました。
もともと、この「クライマックスシリーズ」の意義は、
「終盤でも消化試合を少なくする」ですから、それは十分達成しているのではないかって、思いますよ。
しかも、3位は出場出来るのみですが、2位になると、ファーストステージの開催権が生まれ、球団の収入が増えます。
4位では本当に何もありませんが、たとえ3位であっても、もし日本シリーズまで行けば、少なくとも2試合の日本シリーズ開催権が、手に入ります。
優勝は出来なくても、より上の順位を勝ち取るのは、大きな意味があるんですよ。
とは言え、観客としても、行けるのは本当にコアなファンかな?
売り出すのは直前ですし、日程を予想して、予定を空けておかなければいけませんしね。
僕も、クライマックスシリーズや、日本シリーズは、球場では見たことがありません。
2003年のホークス対阪神戦は、随分電話口で頑張りましたけどね…。
さて、どっちもホームチームが勝った、ファーストステージ。
順当な結果が出るか?それとも…!?
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