螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

足尾銅山・色な場所の思い出・茶18…

足尾銅山

車で行く人も多いでしょうが、鉄道だと、この「わたらせ渓谷鉄道」が、足となります。

 

テーマカラーは、銅色。

色的には、赤とも紫とも言えそうですが、ここでは茶に分類しました。

 

足尾銅山にも、行ったことがあります!

 

いろんなイメージがありますが、やはり茶色のイメージですね。

身近な銅製品に、10円玉がありますが、銅が95%の合金だそうです。

価値は、4.3円とか。

額面より安く作らないと、溶かされて売られてしまいますので、安価な硬貨ほど、製造は難しいそうです。

 

坑内!

 

ロッコの跡がありますね。

掘った物もそうですが、退けた石や土も重いですから、トロッコは活躍したでしょうね。

 

こんなのを、ノミで砕いていたんでしょうね。

 

相当な重労働だったでしょう。

戦後は機械や重機も入ったでしょうが、それでも坑内員の苦労は、大変なものだったんでしょう。

 

こんな色の銅の原石が、取れたんでしょうね。

 

上は、トロリーかな?

 

坑口から精錬所間の運搬を担ったそうです。

電車だったそうですが、明治18年には、既に運用されていたそうです。

 

構内から出て…

20kgのインゴット!

 

インゴットとは、鋳塊のこと。

この場合は純銅ですね。

非常に重いですよ。

 

屋号は古河財閥のもので、古河市兵衛が買い取り、大きく生産を伸ばしました。

古河財閥は、後に富士通やと横浜ゴムなど、戦後の日本の発展に、大きく寄与しています。

足尾銅山では鉱毒事件を起こしましたが、後に「公害」という概念を植え付ける、歴史的な契機と言えるでしょうね。

 

 

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