拡張子に、「.DAT」というものがありますね。
「Data」からで、他のプログラムから読み取る目的で、データを羅列したファイルに、付けられることが多いようです。
たまに、パソコン上でも見かけますね。
インストールパッケージを解凍すると、よく含まれています。
あと、実物は持ってないんですが…
「Digital Audio Tape」というものがありました。
メディアです。
元々は音楽媒体で、それまでの磁気テープを使いながら、CD(Compact Disc)と同じ、44100Hzのサンプリングで記録する方式として、世に出ました。
1秒に44,100個のデータを処理出来たわけで、圧縮が可能だったわけです。
アナログのカセットテープよりも、長時間の録音が出来たそうですよ。
しかし、カセットテープの特性上、頭出しなどをしようと思えば、テープを高速で走行させたり、逆走させなければなりません。
これらの操作で、テープに負荷をかけると劣化しますし、デジタルデータなんで、データが欠けると一定区間は再生出来なくなります。
使い勝手という点ではCDに及ばず、一般向けにはあまり普及しませんでした。
まぁ、プロの現場では、結構使われたそうですけどね。
規格の提唱社の一つあるソニーも、販売は2015年までで、今はメディアも入手困難だそうです。
ただ、実はデータのバックアップ用途として、最近まで使われていたそうです。
メディア自体の寿命としては、実はCDよりも、磁気テープの方が長持ちします。
寿命は倍も違うそうですよ。
しかも、バックアップ用途なら、必要にならない限り、再生しません。
時間が経って、バックアップデータが不要になれば、上書きして再使用も可能です。
データの定期的なバックアップには、適していたそうですよ。
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