螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

DAT・略語の思い出・82…

拡張子に、「.DAT」というものがありますね。

「Data」からで、他のプログラムから読み取る目的で、データを羅列したファイルに、付けられることが多いようです。

 

たまに、パソコン上でも見かけますね。

インストールパッケージを解凍すると、よく含まれています。

 

あと、実物は持ってないんですが…

「Digital Audio Tape」というものがありました。

メディアです。

 

元々は音楽媒体で、それまでの磁気テープを使いながら、CD(Compact Disc)と同じ、44100Hzのサンプリングで記録する方式として、世に出ました。

1秒に44,100個のデータを処理出来たわけで、圧縮が可能だったわけです。

アナログのカセットテープよりも、長時間の録音が出来たそうですよ。

 

しかし、カセットテープの特性上、頭出しなどをしようと思えば、テープを高速で走行させたり、逆走させなければなりません。

これらの操作で、テープに負荷をかけると劣化しますし、デジタルデータなんで、データが欠けると一定区間は再生出来なくなります。

使い勝手という点ではCDに及ばず、一般向けにはあまり普及しませんでした。

 

まぁ、プロの現場では、結構使われたそうですけどね。

規格の提唱社の一つあるソニーも、販売は2015年までで、今はメディアも入手困難だそうです。

 

ただ、実はデータのバックアップ用途として、最近まで使われていたそうです。

メディア自体の寿命としては、実はCDよりも、磁気テープの方が長持ちします。

寿命は倍も違うそうですよ。

 

しかも、バックアップ用途なら、必要にならない限り、再生しません。

時間が経って、バックアップデータが不要になれば、上書きして再使用も可能です。

データの定期的なバックアップには、適していたそうですよ。

 

 

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