螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

TYPE・関数の思い出・75…

セルに入っている種類を返す関数です。

計算結果に対しても、判定が可能です。

 

こんな感じで。

 

1…数値

2…文字列

4…論理値

16…エラー値

64…配列

128…複合データ

 

数値の検出は、ISNUMBERという関数がありますが、これは数値である1を返します。

検出系の関数は、IF分と組み合わせやすいように、論理値で返すことが多いですが、数値で返すとなると、他に使い道がありそうです。

 

ちなみに、空白は2ではなく、1が返ります。

正確には違いますが、演算ではゼロと同じ扱いですしね。

 

4の論理値が、「TRUE(真)」または「FALSE(偽)」ですね。

 

16のエラー値は「#VALUE」とか、「#N/A」とかの、計算不能の場合です。

関数ではISERRORがありますが、これも数値で返りますね。

64の配列は、簡単に言えば、セル範囲です。

 

これらが複合で入っていると、128が返ります。

 

何に使うかは…

関数によっては、いろんなタイプの値を返すものがあるんだそうで。

通常は数値を返すけど、エラー値も返しうる、とか。

自作の関数でも、Variant型を指定すれば、いろんな型の値を返すことが出来ます。

 

その時に、予め値の種類を知っておきたい場合に、有効なんだそうですよ。

 

ちなみに、この飛び飛びの値…

全て2の累乗で、2進数にすると、特定の桁だけ「1」の数値になります。

特に機械語などでは、「ビット演算」といって、ビット単位での操作がよくあります。

一つの変数で、いろんな状態を表すことが出来るため、メモリが厳しいプログラミングでは、常套手段として利用されてきましたね。

 

 

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