セルに入っている種類を返す関数です。
計算結果に対しても、判定が可能です。
こんな感じで。
1…数値
2…文字列
4…論理値
16…エラー値
64…配列
128…複合データ
数値の検出は、ISNUMBERという関数がありますが、これは数値である1を返します。
検出系の関数は、IF分と組み合わせやすいように、論理値で返すことが多いですが、数値で返すとなると、他に使い道がありそうです。
ちなみに、空白は2ではなく、1が返ります。
正確には違いますが、演算ではゼロと同じ扱いですしね。
4の論理値が、「TRUE(真)」または「FALSE(偽)」ですね。
16のエラー値は「#VALUE」とか、「#N/A」とかの、計算不能の場合です。
関数ではISERRORがありますが、これも数値で返りますね。
64の配列は、簡単に言えば、セル範囲です。
これらが複合で入っていると、128が返ります。
何に使うかは…
関数によっては、いろんなタイプの値を返すものがあるんだそうで。
通常は数値を返すけど、エラー値も返しうる、とか。
自作の関数でも、Variant型を指定すれば、いろんな型の値を返すことが出来ます。
その時に、予め値の種類を知っておきたい場合に、有効なんだそうですよ。
ちなみに、この飛び飛びの値…
全て2の累乗で、2進数にすると、特定の桁だけ「1」の数値になります。
特に機械語などでは、「ビット演算」といって、ビット単位での操作がよくあります。
一つの変数で、いろんな状態を表すことが出来るため、メモリが厳しいプログラミングでは、常套手段として利用されてきましたね。
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