屋号。
Wikipediaによると、「個人事業主が、事業で使用する名称」だそうです。
「○○商店」「○○製作所」などが、屋号ですね。
この名前で、銀行口座も開設出来るそうですよ。
ただし、世には同じ屋号が多数存在しますから、「事業主の氏名」を添える必要がありますけどね。
有名なのは、歌舞伎かな?
中村勘三郎家の「中村屋」、中村芝翫家の「成駒屋」、市川團十郎家の「成田屋」など、多数あります。
「よ!成駒屋!!」なんて、いきなり劇場で叫ばなくていいでしょうが、歌舞伎に親しむ第一歩として、屋号を覚える必要は、ありそうです。
ちなみに、「中村屋」は幕府公認の芝居小屋「中村座」から、「成田屋」は、初代市川團十郎の父が、成田のお不動様を、篤く信心していたから、というのが由来だそうです。
その市川團十郎から、中村歌右衛門が「成駒柄」の着物を贈られたのを機に、「成田屋」「駒」から「成駒屋」が登場。
将棋の「成る」という意味もかけられていたそうで、一家の喜びが伝わる屋号ですね。
ちなみに、僕が屋号に興味を持ったのは、歌舞伎ではなく。
大学時代、自転車に乗っていたので、ちょっと遠くまで、自転車を走らせることがありました。
「城山」を「じょうやま」、「西条」を「にしじょう」と読む、信濃人らしく??、ここも「ごうばら」と読みます。
写真は撮っていないんですが…
しっとりとした宿場の風景が、残っていました。
特に商売しているわけでもなく、当時の雰囲気を、ただひたすら残している、といった雰囲気で、それはそれで、好感が持てました。
その家屋に、当時の「屋号」が掲げてあったんですよね。
木の板に大きく書かれて、玄関に掲げてありました。
昔からの「誇り」を、感じましたね。
全部は覚えていませんが、いかにも格式ありそうな屋号から、中には「たばこ屋」なんてのもあって。
庶民の香りもして、面白いな、と。
当時、煙草を売っていたか、加工していたんでしょうね。
名前に興味を持つようになったのは、この頃からかも知れませんね。
何か面白い名前があれば、由来を調べますし。
例えば、道路の「通り」とかも、国道○○号線とかとは別に、覚えたい名前ですしね。
今、30歳近く若いシャロSさんが、若い感覚で、いろんなものを紹介してくれますが、
「何屋?」なんて聞き返して、困らせたりしてますよ♪
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