※ この記事は落語「黄金餅」からインスピレーションを得て作成しておりますが、内容は素人の散歩であり、地理、歴史及び落語の研究には主眼を置いておりませんので、ご了承願います。
西久保(にしくぼ・にしのくぼ)は、現在の港区虎ノ門の2~5丁目辺りを指す、古い地名です。
前々回上った愛宕山の、西側の裾野に当たる地域が中心で、さらにその北も高台ですから、窪地の地形になっています。
詳しい領域はわかりませんが、結構広いようですね。
ただ、「西久保」は地名にも駅名にも、残っておらず…
最寄り駅は「神谷町」です。
かつては「西久保田町」でしたが、元禄年間に町屋敷になる際、“○○田町”は他にもあって紛らわしい、ってことで、有力者の出身地の名前から取ったそうです。
前回道草した「江戸見坂」も、
実は天徳寺そのものも、
どうやら西久保か、その隣接だったようで。
坂を下りて、虎ノ門三丁目交差点へ出てきました。
地下鉄工事!?
実は、桜田通りの下を走る、東京メトロ日比谷線に、新駅が開業するらしい。
仮称は西久保…ではなくて、「虎ノ門」だそう。
ここから、飯倉方面に歩きます。
さっきの神谷町駅を過ぎ…
八幡さま!
地図によっては「西久保八幡神社」とありますね。
この辺り一帯を、氏子に持つようです。
こんな立て札が。
貝塚がある!?
当神社の斜面にあるそうです。
でも境内からは行けそうもなく、帰りに回り込めそうな道を見つけるも、通行止め!立入厳禁!!
なので、遠巻きに。
この辺りかなぁ…
猫ちゃんがいたから、いっか!
そろそろ次へまいりましょうか。
次は「飯倉六丁目に出て…」
kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com
振り返って「天徳寺を抜けまして…」