螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

飯倉片町・「黄金餅」の思い出・27…

※ この記事は落語「黄金餅」からインスピレーションを得て作成しておりますが、内容は素人の散歩であり、地理、歴史及び落語の研究には主眼を置いておりませんので、ご了承願います。

 

「坂を上って、飯倉片町…」の割には、その坂道は通ってないんですけどね。

トランプさんの警戒厳重で。

 

交差点は、何とか。

上は首都高速都心環状線と、東京タワーです。
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飯倉片町は、飯倉六丁目の、さらに西側の地域。

昔は通常、通りの両側の町がセットになっていますが、ここは片側は武家地で、町はもう片側にしかないため、飯倉片町となったそうです。


警戒厳重なので、搦め手から。

飯倉片町の裏手に回ると
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「まみあなざか」と読みます。

狸…、実際にはアナグマだったりしたそうですが、草木も茂りこんな獣でも住んでいそうな地、だったそうです。


実は、結構な坂です。
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坂あり、狭い道あり。

東京の人は、大変です。

 

こちらは 車はダメなほどの道!
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「鼠坂」です。

ほっそいですね~

 

昔、細い坂道はネズミしか通れないからと、鼠坂と言ったそうです。

 

見下ろしてみました。
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このまま坂を登り切ると、飯倉片町に出ますが、左側にこんな坂が。

植木坂
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道標の通り、植木屋さんがあって、菊人形を作っていたようです。


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これまで、坂を何本も行き来しています。

本当に細い坂でも、車とすれ違いました。

東京の人は、車の運転技術も、高いものが要りそうです。

 

ですが…

麻布の高級住宅地には、アメリカの大きな高級外車は、入れないのです…。

トランプさん、わかってます?
 

そろそろ次へまいりましょうか。

 

次は「その頃、『おかめ団子』という団子屋の前を真っ直ぐに…」

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com

 

振り返って「飯倉六丁目に出て…」

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