前回出てきた「FIND」関数。
Excel上で、文字列を操作しようと思うと、便利な関数です。
FIND関数は、文字列の中に、指定した文字列がある、最初の場所を返します。
たとえば、「Microsoft Excel」で、“o”を検索すると、5文字目にあるので、「5」が返ります。
「2つ以上は…」という要望にも、対応可能。
検索開始位置を指定できるので、検索開始位置には、「一つ目の検索文字の、次の位置」を仕込めばいい。
関数の中に、もう一つ、入れ子でFIND関数を、仕込むわけです。
先ほどの例では、6文字目から検索すれば、次の「7」が得られますね。
例えば、電話番号のハイフンの位置を知るのに、便利ですね。
日本の電話番号は、可変ですしね。
ちなみに、VBA(Visual Basic for Application:マクロ)では「INSTR」という関数があり、ほぼ同様の動作をします。
VBAは、シートのような便利な仕組みはありませんから、変数やセルの内容から、望みの文字の場所を知るのは、とても重要です。
特に、ダイアログから帰ってきたパス名から、「¥(円マーク、バックスラッシュ)」の場所を知れば、フォルダ名やファイル名が得られたり、「.(ピリオド)」の場所から、拡張子を得られたり、したわけです。
こうやって文字列を検索したり操作したりして、様々な望む結果を得るように、仕込んだんですよ。
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