旅も5日目。
最終日です。
ところが!
起きたら時計は、もうお昼前!!
両親がやってきて、あれこれ責められ!!
追加料金は、9,500円もかかる!!
…という夢から、スタートです。。。
目を開けたら、部屋は真っ暗で!
「あぁよかった…」って思いましたよ…
まぁ、おかげで目はバッチリ覚めましたけどね…
無事に、広島駅へ。
始発ですが、既に店がいくつか、開いていて。
クリームパンの「八天堂」は、広島の店ですね。
秋葉原で、よく見かけます。
「のぞみ74号」は、N700S!
実は、初乗車なんですよ。
全座席にコンセントがあり、間接照明を使った、今時の車両です。
早朝の風景。
霧がかかっていますね。
幻想的な風景です。
福山城!
駅前に城があるのは、福山ですね。
小田原城も近いですが、ここまで隣接ではないです。
名古屋に到着です。
ここでは、旅の全日程を通して、最重要ミッションを!!
「赤福」の購入!
父の大大大好物なんです!
餅にあんこを巻いた、伊勢名物のお菓子ですが、中京京阪神しか、販売がありません。
なので、西の方の旅行では、可能な限り経由して、赤福を求めています。
関東販売なら「お福餅」もありますが、
「やっぱりあんこが違うんだよね~!」なんですって。
せっかく名古屋に降りたので。
「住よし」のきしめんです。
ツルツルッと!
きしめんもうどんと同じ、小麦粉製ですが、平打ちだと食感が全然違いますね。
でも、やっぱりダシが美味い!
麺は関東にもありますが、ダシはやっぱり、現地の味がいいですね♪
豊橋にて。
この先の豊川は、お稲荷さんの本場ですね。
豊橋でも販売があったので、買ってみました。
以前、豊川で買ったのは、あまり美味しくありませんでしたが、これは結構美味かったですよ♪
さぁ、今日のメイン!
特急伊那路。
これより、飯田線に入ります。
里の風景から…
徐々に、山深くなり…
天竜川に沿って、山を登ります。
天竜川は、渓流の形相。
でも、右側の席はあまり開ける所がなく、写真を撮るのは大変でした。
中部天竜駅で、乗務員交代。
上りの伊那路号と、行き合うダイヤになっていました。
ここからは、川が左側に移動します。
混んでもいないので、席を移動!
佐久間ダム…ではないんですが、
何らかの、発電施設のようです。
ここからは、トンネルと鉄橋の連続!!
推測でしかないんですが、撮影時刻的に、「渡らずの鉄橋」かも!
城西駅近くに、S字の珍しい鉄橋があるんですが、一度川を渡るのに、すぐにまた戻る、珍しいルートを進みます。
道路橋も!
かなりの流量ですね。
ダムを越えてますしね。
これは、旧鉄橋かな?
雄大な景色になってきました。
これは、高速ではないみたいですが…
多分、三遠南信道ですね。
僕が信大の学生の頃から、整備が始まりました。
三河、遠江、南信濃を、縦につなぐ道ですが、大変な工事をしたんですね。
降車。
JR東海クハ372-11号車でした。
あら?どっかで見たことがあるキャラクター!
「駅メモ」ですね。
僕はやらないけど、埼玉のCさんが、随分ハマっています。
この子は、「為栗メロ」といって、このゲームのシンボル的キャラクター。
特急が止まる駅を巡ると、報酬がもらえるそうですが…
全94駅を巡ろうとすると、最大の敵は「非電波」かも知れません。
秘境駅、結構ありますしね。
さて、ここではお昼を予定していて。
たまたま見つけた、ここに。
「新京亭」
地元の方で、大賑わいでした。
野菜が足りてないかなと、五目そばにして。
みんな「ワンタン」を頼むので、それも!
スープはかなり独特でしたが、結構美味しい!
一つの完成形だと思いました!
そのワンタンは、プリプリ!
麺もしっかり!
やや平打ちなのが、いいですね!
なるとが入っているのも、好感が持てます♪
最近、少ないんですよね。
完食です!
ごちそうさまでした~!
ここでお土産を買って。
さらに普通列車で、旅を続けます。
213系が来ました。
初乗車!
元々は、211系の1M方式、ということでしたが、211系にも1M車が出たので、今のアイデンティティーはこちら。
転換クロス!
元々は、近鉄に対抗するための車両でしたが、2両で走れる長所を活かして、今は飯田線で活躍します。
普段は一般車には座らない僕ですが、今日は荷物も多く、立ってると邪魔になるので、座ることに。
なかなかの座り心地でしたよ♪
高原の景色ですね。
遠くの山々が、目の高さにある辺りに、標高を感じます。
川も、撮ります。
かつては碓氷峠の66.7‰が最高でしたが、今は赤木ー沢渡間の40‰が、JRの最高急勾配です。
でも、勾配標は反対にあったようで、撮れなかったのは残念…。
ただ、極端に遅くなる地点はありましたね。
乗り鉄も、今日はもう半日近く。
でも、ジョイント音が心地よくて、僕は苦にならないですね。
ずっと乗っててもいいぐらい!
辰野!
飯田線は、ここまでです。
新大阪からここまで、JR東海にお世話になりました。
ありがとうございます。
ここからは、JR東日本です。
列車は中央線の旧線に入り、一旦南下して、岡谷まで。
南松本!
これ、タンク車です。
タキ1000は、ガソリン専用!
例えば関越道や、名古屋からの中央道には、危険物積載車の通行禁止区間があるので、今でも鉄道のタンク車が使われます。
関東からの中央道には、そういう区間はありませんが、ガソリンが到着する港からは、長野県は非常に遠いため、県内の拠点まで、長距離の二点間輸送が発生します。
この条件だと、大量に積める鉄道輸送が、効率の点でタンクローリーを上回り、今でも運用されているそうです。
車のタンクローリーは、大きくても15トンぐらい。
鉄道は3倍の45トンを積載出来、しかも何両も連なって輸送出来ますから、大量輸送に適しているそうです。
岡谷からの列車は、混んでました。
JR東日本モハ210-4号車。
実は湯河原時代、乗っていた可能性のある車両です。
今は転属して、ここで活躍しています。
「まつもとぉ~!まつもとぉ~!」
松本駅はATOS(Autonomous decentralized Transport Operation control System)ではなく、今も独自の放送がされています。
声優は「上野おばさん」こと、沢田敏子さん!
まだ、松本では活躍してるんですね~!
もう夕方なので、問題を出します。
長野と言えば、りんご!
6本セットだったので、外したのは「サンつがる」。
ストレートで、どれも甘酸っぱい、いい味でしたよ♪
駅前に、湧き水があります。
深志の湧水。
消毒はしてませんが、汲めます!
ペットボトルが役に立ちました♪
松本の滞在時間は、3時間。
名店を探す時間はないので。
駅ビルMIDORIの「いいだや」
「大雪渓」は、もう少し北にある、池田町のお酒です。
でも、これがあるので入ったんですよ!
そばもですが、馬刺しも立派な、信州グルメです!
中南信中心ですけどね。
そばは、県全体のレベルが高いので、どこに入っても美味しいです。
ここのも、味わいがありましたよ♪
そば湯!
熟語で、訓読み・音読みと続く読み方を、「湯桶読み」と言いますが、これこそまさに、「湯桶」なんだそうですよ。
さて、松本グルメと言えば、これも押さえないと!
松本唐揚げセンター!
これ、「山賊焼」です。
松本から中南信のグルメです。
唐揚げなんですが、むね肉の一枚肉を使い、醤油味のタレに漬け込んで、フライパンに多めの油で、揚げ焼きます。
意外に油っぽくなく、さっぱりと食べられます。
これ、巨匠に好評だったんですよ!
これ、松本では普通にあるグルメなので、全国的にあると思ってたら、次の湯河原では、ないんですよね。
随分、探しましたけどね。
松本グルメだって知ったのは、もっとずっと後のことです。
ちょっと時間が出来たので、松本市内を。
学生時代以来、ではないですが、久々です。
「大王わさび農場」
豊科(安曇野市)にある、大規模な観光わさび園の支店が、駅前にあります。
ここで売ってた「わさびせんべい」が、サラダせんべいで美味しくて、帰省にはよく買って帰りましたが、今は休店中だそうです。
3年近く勤めた、松本郵便局。
その後の人生に、大きな影響を与えた場所です。
いろいろ経験して、成長もあったと思います。
松本の歴史で必ず登場する「牛つなぎ石」
上杉謙信が、「敵に塩を送る」際に、ここに牛をつないだそうです。
ここは、「同心小路」」
同心の屋敷が連なっていたそうです。
藤田まこと氏がいたかどうかは、定かではありません…
橋を渡ります。
千歳橋!
でも、「せんさいばし」と読みます。
長野では「城山」を「じょうやま」と読ませたり、こだわりがあるようです。
川は、女鳥羽川。
「めとばがわ」ですが、信大生になって、初めて覚える松本の地名が、女鳥羽かも知れません。
地名にもなっていて、女鳥羽地区には学生向けの下宿・アパートが、多数ありました。
「六九町」は、かつては厩が連なった街。
馬が54頭いたので、「6×9=54」で、六九町だそうです。
なかなか面白いネーミングですね♪
ちょっと前までは、商店街があって。
中核のスーパーが「ロック」を流していたんですが、僕の頃も結構寂れてて。
店主も継がせなかったのかな?
今はほぼ、静かな住宅街になりました。
お!この店はまだあるんですね!
「青翰堂」
「せいかんどう」と読む、古本屋さんです。
お城のような店構えが、特徴的ですね。
これも、信大生になると、必ず紹介されます。
松本城まで来ました。
黒い城なので、締まりますね!
かつて、「烏城(からすじょう)」と呼ばれた、という説がありましたが、どうも誤りだそうで。
ちなみに、「深志城」という別名はあります。
駅の近くが、「深志」という地名です。
ここまで来たら、四柱神社にお詣りを。
旅の無事締めくくれますように…
門前町は「縄手」と言われます。
縄手は、「縄のように真っ直ぐ」が由来です。
夜なので、どこも閉店していますが、活気のある商店街です。
かつてはバラック街で、仮設のような店舗が並んでいました。
道路や河川の占有問題とか、僕の頃も議論がされていました。
ただ、昔から活気のある商店街であることには変わりなく、今は整備され、門前町として活気を呈しています。
「コメジ」、まだ健在なんですね!
昔ながらの洋品店です。
松本郵便局に近かったので、勤務時に随分通りました。
利用することは、なかったけど…
さて、懐かしの松本を後にして…
「しなの」です。
混む列車なのか、2両増結した編成になっていました。
乗ったのは、JR東海クモハ383-17号車。
今一度、JR東海車にお世話になります。
もう、夜ですが…
反対側に座っていれば、姨捨の夜景が見れたなぁ…。
自由席なんで、座れること優先で、そこまで考えが及びませんでした…。
長野まで来ました。
ここから、最後の仕上げを!
「かがやき」が入線してきました。
特別な車両!
車内では軽食が供され、お酒も飲み放題です。
飛行機だと、全日空の「プレミアムクラス」、日本航空の「国内線ファーストクラス」に相当しますが、ちょっと割高で。
それ以外の特典も、ちょっと弱いかも。
飛行機だと、ラウンジが使えたり、手荷物が優先的にでてきたりしますしね。
なので、人気があるとは言いがたく、最近になって、サービスを縮小して、かなりの列車が座席のみのサービスに。
その分安く乗れますが、どうせ乗るなら、フルサービスの車両がいいです。
今回、敢えて乗車したのは、「なくならないうちに」という意味も、かなりあるんですよ。
こんな、ウエルカムセットを。
おしぼりに、水です。
靴を脱いで、スリッパになれるのは、ありがたいですね。
旅が続くと、足には負担がありますからね。
近くの席の人が2人組で、かなり賑やか。
CA(Cabin Attendant)さんは、「席を変えてもいいですよ」と言ってくれましたが、僕としては、多少賑やかな雰囲気の方が好きなので、このままいさせてもらいました。
かつては弁当ですが、今はおつまみになりました。
洋食・和食が選べますが、洋食にしました。
お酒を飲むには、この方がいいかもしれませんね。
ただ、量は圧倒的に少ないので、食事は別にするか、弁当を買っておいた方がいいかもしれません。
白ワイン!
オリジナルです。
酸味がちょうどいいですね♪
赤ワインも!
こちらも、飲みやすいですね♪
いい色です。
さて、今回の乗車は1時間ちょっと。
高額を払っている自負もあるので、遠慮なくCAさんを呼んで…
コニャック!
買っては飲めない、高級酒!
香りがよく、ふんわりとした風味は、さすがの味です♪
さらに、特製のパウンドケーキを!
りんごが入ってて、いい味です。
かつては配っていたそうですが、今はオーダーすれば、もってきてくれます。
赤ワインの写真に写ってた、特製のサラミも、おつまみとして、頼めばその都度つけてくれます。
高崎を通過。
そろそろ締めかな?
日本酒で、ビール以外を制覇!
「献」は、仙台の勝山酒造のお酒。
フルーティーで、美味しかったですね♪
降車。
西日本車なんですね。
JR西日本W714-510号車でした。
降車は、上野です。
CAさんと、挨拶して。
感じのいい方でしたね♪
いい締めくくりが出来ました!
最終便、かがやき518号でした~!
お疲れ様でした~!
旅の終わりです。
思いがけず、大規模な旅になりましたが、ここ数年、コロナ禍で出来なかったことが、全部出来た感じですね。
雨に降られることもなく、いろいろラッキーもあって、いい旅になりましたよ♪
お土産も、たくさん!
どれも結構好評でしたが…
これが買えたことが、一番かな?
ある意味、僕の旅のシンボルですしね。