清門西バス停。
伝右川沿いにあるバス停です。
系統は「草加20」。
草加駅西口から北西に進み、横道というバス停から右に切れ上がり、外環道を渡って清門西バス停に至ります。
これが、そのバス停なんですが…
ちょっと、変?
そう、ここが終点。
ここからはバスに乗れないのです。
普通、終点と言えば、バスの折返し場ぐらいはあるわけで、こんな道ばたに、唐突にある終点バス停は、珍しいと思います。
じゃあ、道の反対側で待ってれば…って、思うでしょ?
この写真にあるように、この系統、片道なんです。
だから、道の反対側には、バス停すらない。
つまり、このバス停から乗れるバスは、上下ともに1本もないんです。
ちなみに、次の写真は一つ手前の、「安行吉蔵(川口市)」のバス停。
このバス停も、「草加20」系統しか来ないバス停ですが…
※ 改正前の写真です
平日2本ながら、このバス停から発車するバスがあります。
(乗る人はいないと思うけど)
こういう、極端に本数が少ないバス停を、「地獄表」なんて言ったりしますが、先ほどの「清門西」バス停は、もはや「地獄表」でもないわけです。
そう、平日に仕事で(飲んで?)遅くなった時に、利用できる系統なんですね。
今はダイヤが変わって、少し到着が早くなりましたが、その前は23時台のが一本ありましたから、スポーツクラブの帰りに見ることが出来ました。
この時は、お客さんがいて、止まったみたいですね。
誰もお客さんが乗ってない、空バスの時は、バスはもちろん通過するんですが、バス停の場所を通るやいなや、行き先表示が「回送」に変わります。
バスを運転しながら、行先表示が変わるのも、珍しいかも知れませんね。