(草加市在住の頃の思い出を、記しております)
2014年といえば、仕事では一つ、大きな仕事が!
3月頃なんで、オフ会デビューよりも、「OSAKA CLASSIC」よりも、さらに前ですね。
T係長が、こんな話を。
「大阪に立ち上げる事業所で、生産性を記録したり、各特殊勤務の手当を計算出来るツールが、出来ないか?」
立ち上げるといっても、別の会社からの事業譲渡なので、以前に支払われていた条件で、手当が支払われる必要があったんです。
話を聞いて。
「Excelで出来る」と思いました。
勤務実績を記録したCSV(Comma Separated Value)が、別から入手出来るので、それを読み込めれば。
それを集計して、作表するわけです。
手当の部分は、時間を読み込んで、係数をかけて。
月ごと人ごとに、かなり大きな表を作りました。
ただし、使うのは大阪の人なので。
しかも、事務員さんは結構なおばちゃんで!
なるべく簡単に実行出来るようにする必要もあって。
いろいろ、工夫を凝らしました。
そうして出来た、4本のツール。
僕の、この会社での、Excelツールのデビュー作なんです。
このツールを作るに当たって、いろいろ調べて、学んで。
まず、Excelのファイル(ブック)を跨いだ処理が、必要でした。
先のCSVファイルももちろんですが、他のファイルに書いたデータを参照して、処理をする必要があったんです。
後は、ダイアログ。
さっきのおばちゃんに、適切なファイルを選択してもらう必要があったので、視覚的に選べるように、ファイルを開くダイアログを操作する必要があったんですよ。
この2つのスキルは、その後のツール制作にも、大きく活きて。
根幹と言ってもいいぐらい!
それまでも、Excelではいろんなことをしてきましたが、望むファイルを開いて、処理をして書き出すという、一連の動作は、今でも僕のExcelマクロ設計の、基本です。
ちなみに、このツール…
実はまだ、稼働しています。
もう9年も経つんですよ。
今でもたまに、問い合わせが来ます…
IT系のシステムにしてもツールにしても、寿命は5年ぐらいのが多いですよね。
それくらいになると、見直して新機軸を取り入れた方がいいと。
本当はそろそろ、設計から全面的に見直しても、いいんですが…
操作するのがエンジニアではないですから、操作方法が変わるのは、それはそれでリスクかな、と。
本当に壊れて、新しく作ってくれって言われない限り、稼働させることになるでしょうね。
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