螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

草加市の思い出・89…

草加市在住の頃の思い出を、記しております)

 

2014年といえば、仕事では一つ、大きな仕事が!

3月頃なんで、オフ会デビューよりも、「OSAKA CLASSIC」よりも、さらに前ですね。

 

T係長が、こんな話を。

「大阪に立ち上げる事業所で、生産性を記録したり、各特殊勤務の手当を計算出来るツールが、出来ないか?」

立ち上げるといっても、別の会社からの事業譲渡なので、以前に支払われていた条件で、手当が支払われる必要があったんです。

 

話を聞いて。

Excelで出来る」と思いました。

勤務実績を記録したCSV(Comma Separated Value)が、別から入手出来るので、それを読み込めれば。

それを集計して、作表するわけです。

手当の部分は、時間を読み込んで、係数をかけて。

月ごと人ごとに、かなり大きな表を作りました。

 

ただし、使うのは大阪の人なので。

しかも、事務員さんは結構なおばちゃんで!

 

なるべく簡単に実行出来るようにする必要もあって。

いろいろ、工夫を凝らしました。

 

そうして出来た、4本のツール。

僕の、この会社での、Excelツールのデビュー作なんです。

 

このツールを作るに当たって、いろいろ調べて、学んで。

まず、Excelのファイル(ブック)を跨いだ処理が、必要でした。

先のCSVファイルももちろんですが、他のファイルに書いたデータを参照して、処理をする必要があったんです。

 

後は、ダイアログ。

さっきのおばちゃんに、適切なファイルを選択してもらう必要があったので、視覚的に選べるように、ファイルを開くダイアログを操作する必要があったんですよ。

 

この2つのスキルは、その後のツール制作にも、大きく活きて。

根幹と言ってもいいぐらい!

それまでも、Excelではいろんなことをしてきましたが、望むファイルを開いて、処理をして書き出すという、一連の動作は、今でも僕のExcelマクロ設計の、基本です。

 

ちなみに、このツール…

実はまだ、稼働しています。

もう9年も経つんですよ。

 

今でもたまに、問い合わせが来ます…

 

IT系のシステムにしてもツールにしても、寿命は5年ぐらいのが多いですよね。

それくらいになると、見直して新機軸を取り入れた方がいいと。

 

本当はそろそろ、設計から全面的に見直しても、いいんですが…

操作するのがエンジニアではないですから、操作方法が変わるのは、それはそれでリスクかな、と。

本当に壊れて、新しく作ってくれって言われない限り、稼働させることになるでしょうね。

 

 

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