これを書いている日、7月28日は、「地名の日」だそうです。
何でも、アイヌ語地名研究家の山田秀三氏の命日だそうで、さらには谷川健一氏という地名研究家が、この日に生まれたそうです。
アイヌと言えば、この前北海道を旅行してきましたから、あちこちでアイヌの地名に出会いました。
「突き出た場所」という意味だそうです。
「やむべつ」は、「止別」ですね。
僕は食べたことがありませんが、駅舎にラーメン屋「えきばしゃ」があることで、鉄道ファンには有名な駅です。
「止別」は、アイヌ語では「冷たい川」だそう。
北海道には「○別」という地名が多数ありますが、川が由来になっているそうです。
落石がありそう??
場所的にありそうですが、由来は「オクチシ」で、人の首の付け根にある凹みを刺します。
確かに、半島の付け根にある場所です。
こんな例も。
「幸福駅」
幸せを願って名付けた、もあるんでしょうが、元々は「幸震」と書いて、「さつない」と呼ばれていましたが、福井県からの移住者が多かったそうで、両者をの漢字を取って、「幸福」としたそうです。
「震」という字が、あまりいい意味に取られないことも、理由かも知れませんね。
隣の駅、「なかさつない」は、「中札内」と書きます。
「札が内に入る」だと、縁起がいいかもしれませんね。
鉄道ファンをやっていると、北海道在住でなくても、ある程度馴染みがあります。
北海道は広いですから、地名は多数あって、先人が漢字を当てたんでしょうね。
確かに、漢字の意味的には、ちょっと通らない地名もありますが、それもきっと、先人の苦労の証だと思いますよ。
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