新宿区に入ります。
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新宿区を構成するのは、旧四谷区、旧牛込区、旧淀橋区ですが、今回取り上げる旧四谷区は非常に小さく、たった2.85平方キロメートルしかありません。
東京ドーム、約70個分!
それでも名前の通り、起伏に富んだ地域になっています。
四ツ谷駅を降りて、まず目に付くのは、
四谷学院。
個別指導に定評がある、予備校です。
55段階なんて、ずいぶん細かいけれど…。
こんな病院も
血管年齢でも測ってくれるのかな?
でも帰って調べたら、「下肢静脈瘤専門」!
静脈が浮き出てく病気の専門だそうです。
ここからちょっと横道へ。
山あり谷ありの中、こんな施設を発見。
四谷霊廟。
調べたら、室内墓地の走りとか。
土地のない中に大量に人がいる、東京ならではの施設です。
元々の真成院は、「潮干観音(潮踏観音)」が有名でした。
当時ここまで海だったそうで、台座が潮も満ち干で湿ったり乾いたりしたので、この名があるそうです。
今は、ないようですね。
空襲とかに、やられて。
坂だけは、残っていますが。
さらに進むと、こんな立派な階段!
これはまさしく「四谷“階段”??」なんて、喜んでSNSに上げて、階段を上ると…
これまた立派なお社!
四谷の鎮守・須賀神社です。
お詣りをして、こんなおどろおどろしい?細道を進んでいると…
フォロワーの検見川浜のKさんからコメント。
「君の名は。の階段行きました?」
!!
慌てて戻って!
先の階段は、上から撮ると…(夜景ですが)
あの有名なポスターは、ここがモチーフなんだそうですよ。
「ぜ~んぜん!知らなかった!!」
…アニメには、疎いのです。。。
左門町に出てきました。
この近くに、“本家”四谷怪談のヒロイン・小岩さんを祀った稲荷神社があります。
於岩稲荷神社
「夫は上司(与力)の妾に惚れて、子供まで作ってしまう。
発狂したお岩さんは失踪、その後、関係者が一人死に、二人死に…」
四谷怪談はこんなお話ですが、実際の小岩さん夫婦は、仲むつまじかったとの話も。
なんでこんな怪談が生まれたのかは、よくわかっていないそうです。
幟にもある通り、芸事上達に御利益があるようですね。
その他にも心願成就、商売繁盛、合格祈願にも。
働き者だったお岩さんの人柄が、忍ばれます。
次は19・旧牛込区です
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前の区は、こちら
17・旧赤坂区
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