螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

松本市と長野県の思い出・10…

サークルは少し悩みました。

それまでやっていた弓道か、旅関係のサークルか。

 

結局、今度は違うことをすればと、旅関係のサークル「ユースホステルクラブ」に入ることにしました。

別に「ユースホステル」(寮風の宿泊施設)のみに泊まるわけではなく、幅広く旅を楽しむサークルでした。

 

うろ覚えですが、

「登山系」「ハイキング・アウトドア系」「サイクリング系」「ツーリング系」「鉄道旅行系」の5つの班があって、それぞれに旅を企画。所属外参加も、(能力的に可能なら)、許されていました。

 

これ以外に全体活動もありました。

信大は学部がバラバラなので、行き来するのも旅だったりします。

部室に行くと、いつも誰かしらいて、賑やかでしたね。

車を持った先輩が、美ヶ原や美鈴湖、大王わさび農場などにも連れてってくれましたね。

 

酒の体験も、このサークルからのもの。

だいぶ飲まされましたけど、酒の味を知る、怖さも知る、いい機会でもありました。

 

僕はサイクリング班で、ツーリング可能な自転車を所持。

ビーナスラインも走りましたし、上高地にも行きました。

上高地の旅はキツくて、死ぬかと思いました。

だんだん疲れるのに、だんだん勾配はきつくなるのです!!

水を切らしたのが失敗でしたけど、何とか登り切りました。

 

名物トンネル「釜トンネル」も通りました。

当時から環境規制があり、マイカーでは入れなかったんですが、自転車は入れたんです。

1車線しかなかったので、信号機があり、15分ぐらい赤だったんじゃないかな?

手彫りの薄気味悪いトンネルは、今まで通ったトンネルでは、最も強烈な印象を残しました。

(現在は新トンネルになっています)

 

こんな苦労をして上っただけあって、上高地は今でも、僕にとっては特別な場所。

近くに迫る山々の風景と、流れ出す梓川の、澄んだ冷たい流れは、忘れることは出来ません。

以後何度も、訪れることになりました。

 

北海道にも自転車で行きましたね~!

野宿しながら。

駅とかに寝てたら、追い出されたりね。

一方で、すれ違うライダーたちとの挨拶が、楽しかったり♪

 

コースはもちろん、全部なんて決めてなくて。

どうしても行きたいところが出来ると、フェリーや輪行、時には里帰りした部員の車までも使ったりね。

楽しかったし、いろんな体験、発見もあった旅でした。

 

ただ、これだけ全体で大人数がいると、やっぱり人間関係でいろいろあって。

宿所である浅間ハイツのバイトから、もっと濃い知り合いが出来たこともあって、次第に部から離れることになりました。

 

部から離れても、自転車には乗っていて、城山公園とか奈良井川とか行ってましたが、一つ代償が。

 

生活習慣が、だいぶ乱れることになりました。

 

 

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