螺旋を描いて…

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FQDN・略語の思い出・84…

例えば、「news.yahoo.co.jp」などのことです。

FQDNを略さずに書くと、「Fully Qualified Domain Name」。

日本語では「完全修飾ドメイン名」といいます。

 

ドメイン名、つまり会社等を指す部分は、「yahoo.co.jp」ですが、大きなサイトになると、幾つものサーバー、つまりホストを立てて、各サービスを受け付け、実施します。

この例では「news」がホスト名で、ニュース記事を配信するわけです。

 

サブドメインという記号を付けて、ドメインを分けて管理する場合もあります。

僕が使っている「so-net」では、かつては「so-net.ne.jp」の前に、ユーザーによって独自の記号を付けて、分けて管理していました。

メールアドレスにも、サブドメインの記号が付けられていました。

 

それらの、ホスト名やサブドメインを省略せずに、全て記載したドメイン名が、「FQDN」です。

 

実際の運用では、検索からサーバーの場所、つまりIPアドレス(Internet Protocol)を知るために、DNS(Domain Name System)のサービスを使いますが、通常はFQDNを指定して、サーバーのアドレスまでを検索します。

それが出来ない時は、とりあえずサブドメインまで、デフォルトドメインまでの検索も可能で、柔軟性のあるシステムになっています。

 

インターネットで、気軽に検索が出来る時代になりましたが、基本はサービスを提供するサーバーのIPアドレスを割り出し、そこと通信して、情報をやり取りする作業になります。

そのために必要な、完全な「住所情報」。

インターネットの通信を根幹から支える、重要な情報なんですよ。

 

 

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