【広告】【宣伝】【PR】
※ 依頼は受けていませんが、広告と取られ得る内容が含まれるため、法律により表示します。
今週のお題「私の〇〇ランキング」
今ではすっかり航空利用が多くなりましたが、鉄道は生まれた頃から好きで、鉄道ファン歴は「年齢-1」を自認します。
撮り鉄、乗り鉄、いろんなジャンルの人がいますが、「食」も重要なテーマですね。
いろんな思い出がありますが、特に「食」で印象に残っている思い出で、ランキングにしました。
5位「200系新幹線のビュッフェ」
新幹線にはつきませんが、車号に「シ」がつきそうな車両だと、上越新幹線「とき」のビュッフェです。
形式だと、237形になりますね。
当時の東海道新幹線や在来線特急には、多くの列車に食堂車がついてました。
でも、当時のウチの移動範囲は、南魚沼(六日町)と上田。
「とき」も「あさま」も、食堂車の設定は最初からなく、食堂車に乗る機会はありませんでした。
でも、子供向けの絵本や図鑑などでは、必ず食堂車が描かれていましたから、憧れでしたね~!
列車で、車窓を眺めながら食事が出来るなんて、これほどの楽しみはないって思っていましたよ。
そのうち、「とき」は上越新幹線になり。
初めて、供食設備のある列車に乗る機会が巡ってきました。
「ビュッフェ」ですけどね。
食べたのは、多分山菜そば。
写真も残っていません。
時は清水トンネルの中で。
景色も何も見えませんでしたが、ビュッフェには「速度計」がありまして。
それも、デジタルの!
200km/h前後の高速を指す表示に、大興奮!
もう、それだけで満足でしたね~!
今は供食設備どころか、席で駅弁を食べるのもはばかられる時代になりましたが、僕にとってはこの体験が、後の鉄道趣味の幅を、大きく広げたと言ってもいい!
貴重な、大切な思い出です♪
4位「伊勢えび特急」
いすみ鉄道が、JRから譲り受けた国鉄形気動車を、イベント用に仕立てましてね!
形式は「キハシ28」!
いすみ鉄道キハシ28 2346号車!
「レストラン・キハ」として、いろんな形態で運転されましたが、この時は「いせ海老特急」!
ボックスシートに、2人用のテーブルを設置して…
おお~!!
千葉で取れた伊勢えびを、ふんだんに使い!
焼き物もある!
あわびも!
豪華でしたね~!
料金はそれなりにしましたが、これだけ堪能出来れば、満足♪
お酒は2本付き!
僕は日本酒の地酒♪
調べたら、地元いすみ市の酒、木戸泉ですね。
キハ28とキハ58の、キハ58系は、鹿児島でよく乗った車両です。
主に快速列車に使われ、肥薩線の吉松とか、吉都線経由で都城、当時あった大隅線で、鹿屋や油津方面にも走っていました。
鉄道好きな先生がいた、中学校での遠足や修学旅行でも、この車両の貸切でした。
思い出の車両です。
当時聞いた、あのエンジン音も高らかに、いただく料理は最高でしたね~♪
ご飯もいただいて!
たこ飯なんですよ!
2本目も、日本酒♪
勝浦の腰古井です。
デザートもありましたよ♪
堪能しましたね~!
実は、父を誘って!
2人単位でしたからね~!
父とも、交流出来たかな?
今、原形を損なうと、保存車両の利用にケチを付ける人もいるようですが、僕は全然アリだと思っていて。
後世の人が、車両に新たな価値を見いだして、有効に利用する方が、車両としても、冥利に尽きるかな、と。
とても楽しい、美味しい思い出として、残っていますよ♪
第3位「あそ1962」
元々は、蒸気機関車の58654号機が牽いた、「あそBoy」がルーツ。
火の山・豊肥本線の急勾配を、喘ぎながら登る、過酷だけど蒸機の醍醐味溢れる列車でしたが、大正生まれの機関車には、さすがに厳しく過ぎて。
後釜として投入された、気動車列車です。
1962年製なので、「あそ1962」で。
でも、あまり期待してなかったんです。
「あそBoy」を知ってましたから。
でも、JR九州は全然手を抜いてなくて!
観光案内から各種演出まで、随所で楽しさを演出してくれました~!
これは、持って写真を撮ってくれるんですよ!
2009年の乗車です。
もちろん、蒸機をつないでるわけではありませんが、乗ってるとすごく楽しい!
後にJR各社も、こういうイベント列車に追随しますが、この「楽しい雰囲気作り」に関しては、JR九州に一日の長がありますね。
さらに!
車内にはミニビュッフェがあって!
ビールに、おつまみ!
お弁当もあったと思いますが、この時は何となく、お酒がいいって思ってね♪
持ち帰ってもいいんですが、カウンターの反対側にミニテーブルがあって、景色を眺めながらいただけたんですよね~!
移りゆく景色を眺めながら飲むビール、最高でしたね~!
こういう、車内にカウンターを設けて飲食物を売るのは、JR九州は割と早くて。
「ゆふいんの森」もありましたし、もちろん「あそBoy」にも、販売カウンターがありました。
「つばめ」にはビュッフェもありましたしね!
でも、「車内でお酒を飲む醍醐味を知った」のは、恐らくこの車両なんじゃないかなって思うんですよね。
それまでは、どちらかと言えばお弁当中心だったり、グッズだけ買ってたり。
以後は結構、車内でお酒を楽しむようになりましたね♪
そう…
車内でお酒が飲めるのは、陸路では鉄道の旅ならではなんですよね。
車や二輪車では、お酒は飲めませんし、仮に同乗者だったとしても、運転者に気兼ねしてまで、僕は飲まないです。
バスの旅も、乗合バスでは飲食禁止の場合が多いし、観光バスでも、狭いので雰囲気はあんまり良くないです。
そう、「鉄旅ならではの醍醐味に、気づいてしまった」のが、この旅だったんですよ。
ちなみに僕は立野で降りて、南阿蘇高原鉄道で高森を目指しました。
水の里ならではの風景を楽しみながらも、途中でまたお酒を飲み、馬刺しも食べ、お饅頭も買ってと、食の分野でも大いに楽しみながら、思い出に残る旅に出来ましたね~♪
2位「おれんじ食堂」
肥薩おれんじ鉄道の観光列車です。
まずはビールで!
新幹線開業で分離された、第三セクターの鉄道です。
不知火の海!
区間は八代から川内。
この区間は単線で、特急といえども離合が必要で、スピードアップのネックになっていた区間です。
でも、景色は素晴らしく!!
「その景色を見ながら食事をしたら、どんなに楽しいだろう!」と、この列車が企画されました。
料理はコース料理!
確か、地元のみかんを使ったんじゃないかな?
夕焼け!
食べて、撮って、また食べて!
忙しかったですが、味はどれも素晴らしく!
東シナ海の素晴らしい有にを見ながらいただく食事は、もう最高です~!
さあ、日が暮れて…
車窓が暗くなると、ミニコンサートも催され♪
素晴らしかったですね~!
この区間を特急で行き来した者としては、そこにあった素晴らしい車窓を、捨てずに残して、さらに価値を高めてくれたことが、とてもうれしかったですね♪
またいつか、乗りたい列車です。
1位「サハシ787」
ひたすら九州ですね。
やっぱり、列車の供食設備が花盛りだった頃に、九州に縁がありましたから。
「サハシ」は、「供食設備のある、普通座席の中間付随車」を指します。
車両の半分はセミコンパートメントで、残り半分は、供食設備、ビュッフェです。
火は使えませんが、電子レンジがあったので、かなりいろんなものが調理できました。
787系が、「つばめ」としてデビューしたのは、1992年。
僕はまだ大学生で、松本におり、実家が鹿児島にありましたから、乗る機会がありました。
実は、食堂車には、ずっと憧れがあって。
子供の頃に縁があった列車は、いずれも食堂車はありませんでした。
図鑑だけの存在でした。
成人して、僕の力で特急列車に乗れるようになった頃には、昼行特急の食堂車は、ほぼなくなり。
「北斗星」とかの、高く、遠くへ行く列車しか残っていませんでした。
なので、食堂車はずっと、図鑑とか雑誌の中の存在でした。
そこへ、ビュッフェとは言え、「シ」の記号がついた車両が、乗れる範囲に登場したわけですから、そりゃあ大興奮でしたね~!
客室乗務員として、「つばめレディ」さんが乗務して、サービスに当たってくれたんですが、最初は彼女たちも、慣れてなかったようで。
売り子さん、という印象だったんですが、回数を重ねるごとに、こなれてきて。
作業しながら、いろいろ話しかけてくれたり、うれしかったですね~!
料理も温かかったけど、つばめレディさんたちもとっても温かくて、すごくうれし楽しかった印象が残っています。
まさに、「つばめ号とつばめレディが、一体になった」レベルの、極上のサービスだったんですよ♪
今はJR各社が、いろんな列車、車両、サービスを展開していますが、JR九州を一段上に見ているのは、この「雰囲気作り」が上手いからなんですよね。
外観、内装ももちろんですが、「乗ってて楽しい♪」と一番思えるのは、やっぱりJR九州かなって、思っています。
本当は、「サハシ」をそのまま残してほしかったですね。
それこそ、八代以南でビュッフェにたたずんで、一杯やっておつまみをつまみながら、大きな窓から東シナ海を眺めるのは、本当に素晴らしくて!
あの区間にまた特急を走らせてほしいなんて、無い物ねだりしたくなります。
でもまぁ、そのおかげで、2位に挙げた「おれんじ食堂」が登場したのも、事実ですしね。
とまぁ、いろんな列車に乗れていますね。
今ではない列車ばかりです。
もちろん、僕より上だと、普通に食堂車があったと思いますが、供食設備としては、僕らの世代が限界も知れませんね。
若い鉄道ファンよりは、相当ラッキーかも知れませんよ♪
列車に供食設備がなくなったのは、スピードアップも大きいし、高い食堂車が敬遠され、買って持ち込むようになったことも、大きいです。
今はむしろ、駅ナカで駅弁や飲み物、お酒につまみまで売ってますしね。
その、駅弁の記事がなかったですが、印象に残っているのは、横川の「峠の釜めし」と、高崎の「だるま弁当」ですね。
森駅の「いかめし」とか、苫小牧駅の「ほっき貝弁当」もありました。
でも、今はすっぱり、スーパーの特売で買う商品になりました。
今はコロナの影響や、SNS(Social Networking Service)で叩きやすくなっていることから、駅弁さえも周りを気にしながら食べなくてはならず、時には隣の人に「食べるな」とでも言われかねない時代になったのは、時代の流れとは言え、ちょっと寂しいですけどね。
まぁ、今の列車は移動手段「のみ」ですね。
鉄道に楽しみを求めるまで、乗客も関係者も余裕がなくなりつつあって、まぁ受け入れるしかないのかな。
鉄道が楽しい時代は、そろそろ終わりを告げるのかも知れませんね。