FV関数は、仕事と言うよりも(もちろん、仕事で使う方もいらっしゃるでしょうけど)、家計で役に立つ関数ですね。
複利計算が出来る関数です。
複利計算とは、一度算出した利子をそのまま預け直すことで、利子にさらに利子が付く計算のこと。
「利子が利子を生む」魅力的な預金方法のことを言います。
…かつては、ですけどね。
今は利子が0.001%が多く、定期性預金でも、ほぼ変わらない。
利子には税金もかかりますし、複利計算しても、大して変わらないのが実情です。
この関数、利率(0.1%なら0.001)、期間、定期入金額、現在価値、支払期日を指定しますが、ポイントは期間の単位を揃えること。
例えば半年複利なら、期間を半年単位(10年なら20)、利率も半年の利率(0.1%なら0.005)と指定します。
定期入金額に値を入れると、積み立ても加算可能です。
例えば毎月1万円払い込むなら、負の数の10,000と指定。
年単位の期間は12倍、年利率は12で割ります。
こうやって計算すると、例えば10年の定額貯金に1万円を預けたとしても、現在の利率は0.002%ですから、10年経って付く利子は、たったの2円。
しかも、税金も引かれますから、定額貯金は、ただお金を預かるだけ、の機能しかないことがわかります。
それが、かつてのように、仮に利率が5%あった場合で計算すると、税引き前で16,386円と、大きく伸びていたんですね。
今は給与が上がらない時代と言われますが、こういう点でも、現役世代は不利益を被っていますね。
まぁ、技術の進化やサービスの行き届きなど、恩恵を受けているとは言えますから、単純比較は出来ませんけどね。
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