螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

ATM・略語の思い出・53…

3周目に入ったので、ここからは辞書を解禁します。

 

まぁ、「ATM(Automatic Teller Machine)」ぐらいは、辞書を引かなくても出てきそうですが。

「自動預払機」ですね。

 

「Automatic」は「自動」、「Machine」は「機械」ですが、「Teller」は「話し手」…というよりは、「出納係」という意味が、正しいでしょうね。

預金を受け入れ、引き出させてくれます。

残高照会や、通常記入も出来ますね。

 

今は暗証番号の変更も、ATMで出来る場合があります。

後ろから「見られた!」と思ったら、そのまま暗証番号を変えることが出来るわけです。

 

英語など、多国語対応のものも、ありますね。

来日した外国人によっては、このATMや駅のアナウンスなど、「正確な日本語」と「英語」によって、日本語を覚える人がいるぐらいだそうです。

 

こっちの方は、知らない人が多いかな?

「Asynchronous Transfer Mode(非同期転送モード)」という通信方式も、「ATM」です。

主にバックボーンと呼ばれる、通信の基幹部分で、速度保証が必要な部分で使われているそうです。

 

特長は、セルと呼ばれるデータの単位が、53バイトに固定されていること。

セルの規格が決まっているので、送る方は同期をとらずに、どんどん送れます。

帯域制御なども、比較的容易に出来る特徴があります。

ただし、ATM網全体としては同期はとられており、損失パケットなどもちゃんと処理されるそうです。

 

本当は、日本の通信の大部分を担えるようにと、壮大な夢をもって企画された、規格でした。

しかし、低速域になると効率が落ちることや、装置が各家庭に配布するには高価だったことなどから、思ったほどは普及せずに、現在に至っています。

 

 

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